上岡龍太郎さんの『探偵!ナイトスクープ』初代局長時代VTRに笑って泣かされ…懐かしの名作厳選4本を公開

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バラエティ番組『探偵!ナイトスクープ』総集編「追悼 初代局長上岡龍太郎」を無料配信中。ジミー探偵の連発珍コメントに大笑いし、彼と上岡局長の会話にほっこり?

バラエティ番組『探偵!ナイトスクープ』の初代局長を務め、5月19日に逝去した上岡龍太郎さん。同番組の懐かしの名作VTRや、生前の上岡局長と探偵の会話に笑い、上岡局長の優しいまなざしにホロリとさせられる。

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“名司会者・上岡龍太郎”の代表作で知られる『探偵!ナイトスクープ』。1988年の放送開始から引退する2000年まで、上岡さんは同番組の初代局長を務めた。6月23日放送回は、「追悼 初代局長上岡龍太郎」と題した総集編を放送。名作VTRが公開され、探偵たちは上岡局長を偲んだ。

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公開されたVTRは、どれも懐かしくて笑えるものばかり。その中のひとつが、ジミー大西の探偵デビュー作「巨大シジミ発見!?」(1995年4月21日放送)。ジミー探偵と依頼者が、普通のサイズの何十倍もある巨大なシジミを大量に捕獲して貝料理にして味わうというものだ。

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珍妙なコメントを連発するジミー探偵を仲間たちがイジる中で、上岡局長は穏やか。「シジミと言っても普通のシジミではありません。味噌汁に入れるシジミを……」というジミー探偵の支離滅裂な発言に、「味噌汁に入れるのは普通のシジミやないの?」と笑顔でツッコんだ。シジミとは別の貝だと判明した際のふたりのやりとりも笑える。「アレはシジミやないのか~」という上岡局長に、ジミー探偵は「でも、あの、食べられるので、あの~シジミかな?」と答えたのだ。初々しいジミー探偵に爆笑し、彼を温かく見守る上岡局長にグッとくる。

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探偵・トミーズ雅が担当した「大阪弁講座」(1993年8月6日放送)、探偵・桂小枝が調査した「チチヤスヨーグルトのフタ」(1993年5月21日放送)、探偵・長原成樹が事件解決に奔走した「四十八茶を飲んだ犯人」(1997年10月24日放送)といった過去のVTRも見どころ。「大阪弁講座」では、上岡局長による歯に衣を着せぬ物言いもあった。「できもしない大阪弁を喋っている奴の方が嫌ですよ」「よその文化に合わせようとしているわけでしょ。自分たちの言葉を大事にしたら一番いい」といった彼の言葉が心に刺さるだろう。

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