素っ裸をさらして「キミの裸も見せなさい!」 ご乱心ポンコツ王女との手錠生活から目が離せない『キミ戦』SeasonⅠ第7話

王女が、バスタオル1枚だけで体を隠し、男性剣士に「キミの裸も見せなさい!」と迫り……ってどういうこと!? アニメ『キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦』(以下『キミ戦』)SeasonⅠ第7話で、この2人のドキドキの“手錠生活”が描かれた。

©2020 細音啓・猫鍋蒼/KADOKAWA/キミ戦製作委員会

アニメ『キミ戦』の中心人物は、「帝国」軍の剣士イスカ(CV:小林裕介)と、超常の力“星霊術”を駆使する「ネビュリス皇庁」の王女アリスことアリスリーゼ・ルゥ・ネビュリス9世(CV:雨宮天)。戦場で出会った敵国同士の2人が惹かれ合っていく姿を描く。同アニメは2020年10月にSeasonⅠが放送され、2024年7月にSeasonⅡの放送を控えている。なお、2024年4月からSeasonⅠが再放送中だ。

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第7話(5月22日深夜再放送)で、アリスはひょんなことから拉致したイスカを連れて、ネビュリス皇庁の王家御用達のホテルへやってきた。凄腕の側近に代わって自ら監視役を務めることにしたアリスは、イスカと自分を手錠でつなぎ、「これからは、私が直々に見張るから。光栄に思いなさい!」と高らかに宣言した。

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しかし、ここでアクシデントが。アリスは、手錠の鍵を側近に渡して出ていかせ、このあとの過ごし方について何も考えていなかったのだ。そのため、イスカから「トイレってどうするの? あと、お風呂とか寝る時とか……」とたずねられると、アリスはようやくこの事態に気付いて頬が真っ赤に。そして、「まずいわ、なんで先に言わなかったの! ……ハッ! まさか最初からこの状況を狙って……!? キミがそんな破廉恥だったなんて!」と1人で大騒ぎした。

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アリスの“ポンコツ行動”は、これだけではない。入浴を終えた彼女は、イスカがいることをうっかり忘れてしまい、バスタオルで体の前を隠しただけの状態で、彼が待つ部屋に戻ったのだ。そんな中でイスカは、彼女の背中に浮かび上がる大きな「星紋」に目を奪われた。

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星紋は、星霊術を使う者・星霊使いの証だ。帝国人の多くは、星紋のことを「悪魔の呪い」「奇病」「怪物の顔が浮き出たアザ」と呼んでいる。しかし、イスカは他の帝国人とは違って、星紋のことを気にも留めていなかった。帝国とネビュリス皇庁の争いの原因は星紋ではなく、「相容れないのは思想と立場」と彼は考えており、「僕が戦う理由も星紋じゃない」と断言した。そして、そのうえでアリスのことを「戦場の好敵手(ライバル)」だと思っていると本人に伝えた。

無自覚なままイスカに惹かれているアリスは、国や身分に左右されない彼のストレートな言葉に心を打たれたらしい。「そうよ、その答えを聞きたかったの。私を特別扱いしない無礼者。キミはそれでいいの」と語るアリスは、非常に嬉しそうだった……が、この時の彼女はバスタオルを落としてしまっていて…⁉

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イスカに素っ裸をさらしたことに気付いたアリスは、再び大慌て! 「どこをジロジロ見ているの!?」「ズルイわイスカ! ライバルを名乗るなら、キミの裸も見せなさい!」などと言ってイスカに詰め寄った。アリスのとんでもない行動に、彼女の側近は「アリス様が、ご乱心……!」と呟くことしかできなかった。

©2020 細音啓・猫鍋蒼/KADOKAWA/キミ戦製作委員会

アリスのポンコツ行動に笑い、彼女とイスカの特別な関係にグッとくるアニメ『キミ戦』は、著:細音啓、イラスト:猫鍋蒼のライトノベルが原作。同アニメは、毎週水曜深夜2時14分より再放送中だ。

番組情報

キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦
毎週水曜深夜2時14分~

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