今や年間200万人が訪れる人気スポット・大阪コリアタウン! 3つの商店街を統合し若者が集う街に変えた“ヌシ”とは

若手漫才コンビ「はるかぜに告ぐ」の一色といろ&とんずが街を知り尽くす“ヌシ”を探し、そのヌシが愛する絶品グルメを発掘するガチ企画『ヌシノメシ』。今回は大阪・生野区の大阪コリアタウンでヌシ探し。もとは3つに分かれていた商店街を1つに統合し、たった2年で年間200万人が訪れる大人気の街に生まれ変わらせたやり手のおすすめグルメとは!?

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若い女性を中心に絶大な人気を誇る大阪コリアタウン。中でも1番の魅力は韓国コスメだということで、はる告ぐの2人もコスメショップを前にテンションが上がる。とんずから「私は二重を偽造しておりますので」とのカミングアウトもあった中、まずはがっつりと買い物を楽しんでから調査をスタート。

なんだかんだ韓国スイーツまで楽しんだあと、老舗のほうがヌシがいる可能性が高いと踏んだ2人は、1958年創業のキムチ専門店「高田商店」へ。『ヌシノメシ』を見てくれているという店員さんからさっそく「ホンさん」という人物の名が挙がった。

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さらに商店街を歩いていると、看板から老舗感が漂う精肉店「ミートクック桜本」を発見。実に80年続いているという老舗に、ヌシ情報の期待が高まる。店員の櫻本さんによると、お花屋さん「F-STYLE FINE」のオーナーが西側商店街の会長だったんだそう。

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さっそく伺ってみると、オーナーの由良英明さんは、大阪コリアンタウンの副理事長であることが判明した。ヌシのにおいを感じ取った2人だったが、由良さんによると今のコリアタウンを築いてくれた本物のヌシがほかにいるという。

その人物こそ、最初に名前があがった「ホンさん」という人物だった。ホンさんは3つの商店街をまとめあげて、今につながるコリアタウン計画を立ち上げた人物。大阪コリアタウンの初代理事長でもあるという。さらにそれだけにとどまらず、私財を投げ打って“コリアタウン歴史資料館”まで造ってしまったのだとか。

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すぐ近くにあるという大阪コリアタウン歴史資料館を訪ねたはる告ぐは、想像以上に立派な外観に驚愕。とんずも「こんなの造る人はヌシッ!」と確信した人物こそ洪 性翊(ホン ソンイク)さんだった。

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もともとは在日コリアンの方々が毎日の買い物に利用していた地元に根差した市場だったという大阪コリアタウン。日本が韓国を植民地支配していた歴史などを知らない若者も多いが、「文化の中でのやりとりに政治は関係ない。今がいい時代だからこそ、不幸な過去も知り合って付き合わないといけない。若い人に本当の意味でわかり合う交流を目指してほしい」という願いを込めて歴史資料館を造ったと語った。

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そんなヌシが愛してやまないヌシノメシは、コリアタウンの裏通りにある“チャン食堂”の「キムチチゲ定食(一人前1300円 ※おかず4品付き)」。1週間程度発酵させたキムチに豚肉、ニラ、豆腐などを、丸一日かけてとった牛骨スープで煮込んだ逸品だ。

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ほどよく食べやすい辛さのチゲも絶品だが、とんずによると炊き立てのふかふかご飯が「全然サブじゃない。鬼メイン」と大きく口をあけて頬張っていた。さらに“最後のお楽しみ”として、釜に残ったおこげにお茶をかけておいた「おこげのお粥」も「やさしいし香ばしい」と大好評だった。

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チャン食堂(大阪市生野区桃谷3-7-4)

詳しい情報は番組HPでチェック!(https://www.asahi.co.jp/news-okaeri/#information

毎週月曜~金曜午後3時40分よりABCテレビで放送中の情報番組『newsおかえり』の人気コーナー「ヌシノメシ」は、毎週水曜日にお届けしています。

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