「かっこつければインテリジェンス、分かりやすく言えばスパイ」 元官僚とスパイ専門家が守秘義務スレスレで明かす「国家情報局」のリアル

専門家がニュースの正しいミカタを徹底解説する情報バラエティ番組「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」(ABCテレビ)。久保光代アナがMCを務める番組公式YouTube「正義のミカタチャンネル」で、スパイ専門家&エネルギー専門家が国家の“インテリジェンス機能”を解説した!
配信の冒頭で、久保アナは「そもそも、インテリジェンスがあまりよく分かっていなくて……カタカナすぎて……」と明かす。
学校の英語教育で“Intelligence”の単語が出てくれば“知性”や“知能”と訳す場面が多いだろう。近年、安全保障や軍事分野、経営戦略などで“インテリジェンス機能”という言葉を耳にする機会が増えたが、英語の授業で習ったはずの意味とは違うニュアンスで使われているこの言葉に、「そもそもインテリジェンスって何?」と疑問を抱くのも頷ける。
サイバーセキュリティに精通し、今年『国際インテリジェンス戦略研究所』を立ち上げ代表に就任した山田敏弘氏によると、“インテリジェンス”とは……
「簡単に言うと、情報をいっぱい集めて、それをひとつの形にして、何かちょっと分析を入れて、その情報がどういう意味を持つのかっていうものを出して…その出力したもの」
「情報を集約して分析したものがインテリジェンス、って言い方でいいと思います」(山田氏)
外交や安全保障の問題に対しどんな政策を進めるかを判断する上で、情報収集・分析は欠かせない。政府は“インテリジェンス機能”強化を目指し、高市早苗首相を議長とする国家情報会議を新設するとともに「国家情報局」を設置する法案をこの春、国会に提出。政府案は衆議院を通過し、現在、参議院で審議が行われている。
山田氏は、「日本には情報機関というのがあって、いわゆるインテリジェンスに関わる仕事をしている機関はいくつかある」
「警察だったら公安警察というところがあって。法務省の外局というところに公安調査庁があって。外務省にも国際情報統括官組織というのがあったり。あとは防衛省には情報本部というのがあって。それぞれが自分たちの目的のために情報を集めて、それを分析してインテリジェンスしてるんですよ」
「防衛省だったら、防衛省にとってどんなリスクがあるかを情報活動して調べる。その相手は外国から来ているスパイとか、そういう人たちの情報を集めているので『情報機関』という言い方してるんですよね」と説明。
「その中のひとつの機関で内閣情報調査室(内調)という組織があるんです。今言った組織の中から何人か出向してきて内調というものを作っていて、1番上のリーダーは警察の方がなると決まってる」と語り、「これを今度、国家情報局というのにして、格上げをして大きくしましょうっていうのが今議論されている話」とコメントした。
情報収集の対象となるのは「海外から来ている人たち」で、「日本人に対しての干渉は基本的にはしないんですよ」と山田氏は語る。
「ただ、そこに日本人で協力している人たちがいますよね」と続けると、隣に座っていた元官僚でエネルギー専門家の石川和男氏は、「そうそうそうそう…」と小声で同意する。
久保アナが「『そうそうそう』って…」とリアクションすると、石川氏は口元に手を当てて飲み込む仕草をみせ…!?
「多分いろんな顔が浮かんでるんじゃないか」と山田氏が笑うと、石川氏は…
「まあ意思があって協力する人と、結果的に協力させられちゃったという、そういうパターンがありますよね…」と口を開いた後、「ほんと俺さ、これ、どこまで言っていいか…」と漏らす。
「もともと国家公務員ですからね、辞めても国家公務員法の守秘義務は適用されるんですよ。業務上知り得た情報を言っちゃうと捕まるんで。私もね、もうちょっと生きていきたいんで」と冗談めかして語った。
さらに久保アナが「アメリカのCIAやイギリスのMI6も(国家情報局と)同じような感じなんですか?」と尋ねると…
これらは対外情報機関と言われ、「この人たちは国内では活動しないんですよ」と山田氏は説明。
国家情報局は「どっちかと言ったらFBIに近い」と話し、CIAの日本版のような対外情報機関を「この後何年かかけて作ろうという話をしているんです」とコメント。
すると石川氏が、「問題はね…」と大きなハードルを明かした!
さらに、講演会で若い女性から「どうやったらスパイになれますか?」と聞かれることもあるというスパイ専門家の山田氏に、石川氏がある提案を持ち掛ける!?
「国家情報局」とは何かが分かる、14分のトーク解説はYouTubeで!













