武器輸出にデメリットはない?! 専門家が持論「中国が批判してくるときは、だいたい日本にとっていい話」
日本の武器輸出解禁をめぐる議論で、財務省の元官僚で経済学者の髙橋洋一氏は「中国が批判してくるときは、だいたい日本にいい話」だとする持論を展開した。
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高市政権は日本が長年設けてきた武器輸出の制限を大きく緩和し、殺傷能力のある武器の輸出を可能とする方向へ方針を転換した。武器の輸出により、日本の防衛ネットワークの拡大や実戦データの収集、量産化による武器コストの低下といったメリットが生まれ、安全保障政策の転換として大きな注目を集めているが、中国はこれを「再軍事化の加速」だと反発。日本国内でも「死の商人国家に成り下がる」といった批判や、国会が拒否権を持てるべきだとする声が上がるなど、反対意見も根強い。

『教えて!ニュースライブ 正義のミカタ』でこの話題が取り上げられると、パネラーの王林は「日本が武器を輸出するほど作っていることを初めて知った」とコメント。ロザン・宇治原史規は「武器輸出を解禁した場合としなかった場合、それぞれのマイナスシナリオを知りたい」と具体的な影響を比較して検討すべきだとした。
元自衛隊統合幕僚長の河野克俊氏は、武器輸出のデメリットについて「すぐに思い浮かばないくらい、デメリットはない」と断言。また、現状でも世界で紛争が絶えない以上、日本が紛争を助長するという議論にはなり得ないとした。
すると髙橋氏も河野氏に同調。武器輸出解禁は遅すぎるくらいだとしつつ、中国の反発について「中国がこう言ってるときは、だいたい日本にいい話が多い」と持論を展開した。
髙橋氏はさらに“武器輸出解禁が戦争確率を下げる”ことにもつながると続ける。「自国の防衛力と相手国の軍事力の拮抗」「同盟強化」が戦争リスクを低下させる条件だとし、それを否定してきたこれまでの武器輸出制限により「今は戦争の危険は高まっている」と表現した。
武器輸出解禁により、武器コストが低下し、乏しい実戦経験の穴を埋める実戦データも収集できる。また同盟国と同じ武器を使用することは軍事同盟の強化にも直結する。それができなかったこれまでの日本の政策について「愚策だった」と言い切っていた。
なお、日本の武器輸出解禁に専門家がそろって賛同した様子は、5月2日に生放送された情報バラエティ番組『教えて!ニュースライブ 正義のミカタ』(ABCテレビ)で取り上げられた。









