「ポツンと一軒家」79歳有機農家の太っ腹すぎる決断! 28歳の弟子に畑も農機具も無償貸与、収入まで譲る理由

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衛星写真で見つけた謎の一軒家の実態を徹底調査する番組「ポツンと一軒家」(ABCテレビ)。10月11日(日)の放送回では、高知県のポツンと一軒家を訪れた。

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8月2日に放送された「ポツンと一軒家」で、12年前に「大改造!!劇的ビフォーアフター」でリフォームした高知県のお宅を再訪した捜索隊。そのご家族から「有機農業を営み、お弟子さんがいるポツンと一軒家を紹介したい」と情報提供があり、捜索隊が向かったのが今回の場所だ。

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車1台がようやく通過できるほどの狭い山道、断崖絶壁が続く急勾配を抜けると、巨大なビニールハウスと、長い白壁塀に囲まれた大きな民家が見えてきた。そこで「ポツンとじゃないで」と捜索隊を迎えてくれたのが、このポツンと一軒家のご主人(79歳)だった。

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ご主人によると、一家はもともと、今より標高の高い山の上で暮らしていた。祖父が、この場所の住居を買い取って移り住んだが、戦時中に火事でその家を焼失。再建を経て、1987年に再び建て替えられたのが、今の木造2階建ての邸宅だという。

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現在はこの家で、娘と二人暮らし。妻が亡くなってからは、仕事で帰りの遅い娘に代わって、食事はご主人が作っている。ご主人が35歳の時に結婚した妻は、100mハードルで高知県1位という元・陸上選手。出会いは、趣味のスキーだった。小学校の教師をしていた妻は、55歳の時に肺がんを発症。1年7か月の闘病の末、この世を去ったという。

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ご主人の家系は代々続く農家で、先代は杉やヒノキなどの造林用苗木(樹苗)を育成・販売していたが、ご主人の代で有機農業へ転換し、40年が経った。

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捜索隊にくれたご主人の名刺には、「高知県有機農業研究会」理事長という肩書があった。勉強会やオーガニックフェスタを開催するなど、高知県の有機農業者を増やす活動を行っているという。自身も農薬や化学肥料を一切使用しない土壌作りを徹底し「有機JAS認証」を取得。「消費者に絶対的に安心・安全な食を届ける」という一貫した倫理観と愚直なまでの探求心が、高く評価されている。

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その成果の一つが、ご主人の作る豆腐だ。有機栽培された大豆の成分が極限まで凝縮されており、箸で持ち上げても崩れないチーズのような独特の硬さと濃厚な味に、捜索隊からは驚嘆の声が上がった。現在は体力的な負担から商業製造を退いたが、その味を切望され、年末にはお世話になった人たちのために100丁作って配っているという。

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そんなご主人の有機農業に対する情熱に憧れて、この家に弟子として通っている男性(28歳)がいる。弟子は高知大学農学部を卒業後、「本当にやりたいのは農業だ」と一念発起し、ご主人のもとへ弟子入りを果たした。

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弟子入りから5年が経った今、ご主人は、農機具・作業倉庫・広大な土地のすべてを弟子に無償で貸与。育てた作物を弟子名義で出荷し、収入が弟子に入るようにしている。

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「夢は、弟子の独立。僕が手伝わなくてもちゃんと生計が立てられるようになること」
と語る79歳のご主人。そんな家族のように愛情を注いでくれるご主人を慕い、懸命にその背中を追い続ける28歳の弟子。祖父と孫ほど年の離れた師匠と弟子は、美味しい有機野菜を育て、その価値をたくさんの人に知ってもらえるよう、今日も山の上の畑で汗を流す。弟子の頑張りがご主人の生きがいだ。

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ゲストに堤真一と鈴木亜美を迎えたバラエティ番組「ポツンと一軒家」(ABCテレビ)は、10月11日(日)の放送で紹介された。

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ABCテレビ・テレビ朝日系列「ポツンと一軒家」は、毎週日曜ごご7時54分から放送中。TVerでも無料見逃し配信。

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