「もはやホラー映画」「SNS社会の闇」娘の初恋は父の仕組んだ動画のネタに!?娘、涙の訴え…/『もうパパ!』第1話

人気ユーチューナー親子「タラチャンネル」を運営する多良山紀子(原菜乃華)と父・良詫(堤真一)。大学生になった紀子の初恋は、父が仕組んだ動画のネタだった……!? 親子の絆が試される衝撃の展開にX上では、「令和版トゥルーマン・ショー」との声も…。
【TVer】父が仕組んだ「初恋プロジェクト」…紀子の恋の行方は?
ABCテレビ10月期日10ドラマ『もうパパ!』は、動画サイト「ユーチューン」で活動する人気親子、タラちゃんこと多良山良詫(堤真一)と娘・紀子(原菜乃華)の物語だ。チャンネル登録者数100万人という夢を追いかける二人の日常と、その裏に隠された複雑な親子関係を描く。大学生になった紀子は、父・良詫の管理のもと、多忙なユーチューナー活動を続けていた。平日の朝晩7時からのライブ配信「タラ飯」や週4本の動画投稿、さらには個人のインスタグラムでのお弁当「タラ弁」紹介など、その生活はすべて「タラチャンネル」に捧げられていた。父の教えである「誰にでも笑顔で愛想良く」を実践し、大学でも明るく振る舞う紀子。しかしその胸の内には、学食に憧れる普通の大学生への思いも秘めていた。

そんなある日、紀子はいつものように学校で「タラ弁」を投稿しようとするもスマートフォンの充電が切れ、ピンチに陥る。そこに現れたのが、リクルートスーツ姿の先輩・吉良陽日(岩瀬洋志)だった。彼は黙ってモバイルバッテリーを差し出し、名前だけを残して去っていく。後日、友人の協力で陽日と再会した紀子は、彼が自分のことを「たらチャンネルの怒りんぼ紀子」として知らないことに驚き、新鮮な喜びを感じる。陽日の優しさに惹かれた紀子は、カラオケ店でのアルバイト先を突き止め、勇気を出して日曜日に会う約束を取り付けるのだった。

しかし、心躍らせて向かった初デートの待ち合わせ場所で、紀子は信じがたい光景を目にする。父の良詫が、陽日に封筒を渡しながら何やら話しているのだ。それは、紀子の初恋を隠し撮りして動画にする「紀子初恋プロジェクト」という企画の協力依頼だった。
良詫は、紀子の友人たちを「社会勉強の一環」としてバイトで雇い、紀子の動向を監視させていた。陽日との出会いも、すべてはチャンネル登録者数100万人達成のための「ブースト」として、父が仕組んだものだったのだ。「紀子の初恋をこっそり応援して万が一失恋しても動画にして決して初恋を無駄にしない!」と悪びれもなく語る父。さらに、陽日も協力費として35万円を受け取っていた。

すべてを知り深く傷ついた紀子だったが、翌日、陽日は紀子の前に現れ、すべてを打ち明け心から謝罪する。「俺、キコちゃんと最初から嘘ゼロでやり直したいです」。彼の真摯な言葉に、紀子もまた、偽りのない自分として向き合おうと決意する。

だが、二人が新たな一歩を踏み出そうとしたその時、居場所を突き止めた良詫が再び現れる。今度は人気恋愛リアリティーショーへの出演オファーを手に、悪びれることなく「紀子に恋に臆病になってほしくない!」とまくし立てる父に、ついに紀子の感情が堰を切る。

「もっと悲しかったのは、パパが1度もごめんねって言ってくれなかったこと」。涙ながらに本心をぶつけ、父の顔色をうかがうあまり、心の底から「もうパパ!」と怒ることさえできなくなっていた自分を告白。「このままじゃ、本当にパパが嫌いになっちゃう」と、紀子は父との約束を果たすよう訴えた。「だから、タラちゃんねるを辞めさせてください」。
紀子の悲痛な願いに対し、良詫は土下座して謝罪する。しかし、その口から続いたのは「ナイスファーザー賞」の受賞が決まったという報告と、衝撃の“お願い”だった。

【TVer】父はナイスファーザー賞受賞!? 紀子の願いは届くのか、次回予告をチェック!
衝撃の良詫の懇願にX上では、「アットホームなコメディかと思って見始めたら、娘のプライベートを切り売りして再生数稼ぐ良詫の思考回路が完全にホラー映画」「物語終盤の山場になると思ってた『タラちゃんねる脱退』が、第1話のラストで即回収」「『もうパパ!』って可愛いタイトルなのに、テーマが『親の無自覚な支配とSNS社会の闇』でかなりズッシリくる」といった声が続出した。
ドラマ『もうパパ!』は、ABCテレビ・テレビ朝日系列で毎週日曜よる10時15分放送。放送終了後、TVerにて見逃し配信。



