横山太一アナ「年齢に中身が追いついていない」――最終回で田中渓&てぃ先生から得た“人生と子育て”のヒント
ABCアナウンサーの横山太一がパーソナリティを務めるABCラジオの番組『横山太一のサイドアタック!』。8月15日深夜に放送された第3回は、ついに最終回となった。
この日の番組前半には、元ゴールドマン・サックス証券マネージングディレクターで、現在は投資家やパーソナリティとして活躍する田中渓さんが登場。後半には、現役保育士であり育児アドバイザーのてぃ先生を迎え、40歳になった横山アナが人生のヒントや子育ての悩みをぶつけた。

40歳の誕生日に思うこと「年齢に中身が追いついていない」
番組冒頭、横山アナは放送前日の8月14日に40歳の誕生日を迎えたことを報告。「なんの自覚もない。気づいたら40歳ですよ」と、実感のなさを口にした。
自身が思い描いていた40歳は、入社当時の先輩アナウンサーのような「かなり大人」なイメージだったという。しかし、いざ自分がその年齢になってみると「新人アナウンサーの子たちとくだらない話で盛り上がっている自分がいる」と語り、「こんな40歳で大丈夫なんだろうかという、年齢に中身が追いついていない、そんな感じはしてますね」と率直な心境を明かした。
元ゴールドマン・サックス田中渓「新しいことを5個同時に始めてみるといい」
番組前半のゲストは、元ゴールドマン・サックス証券でマネージングディレクターを務めた田中渓さん。40歳という節目を迎え、「人生のヒントをいただきたい」という横山アナの熱烈なオファーで出演が実現した。
田中さんといえば、毎朝3時45分に起きるストイックな生活でも知られる。この習慣が始まったきっかけは、多忙な生活で体重が20キロ近く増えてしまったことだったと明かす。「食べるのは我慢したくない」という思いから、運動量を確保するために誰にも迷惑をかけない朝方の時間に行き着いたという。
この驚異的な早起きを継続できる秘訣は、意志の力ではなく「習慣化」にあると田中さんは説く。ポイントは「環境設計をすること」「一番小さな単位に分解すること」「毎日やる」の3つ。例えば、運動を始めるなら最初は1キロ5分程度の短い距離から始め、物足りなさを感じても1、2カ月は我慢して続ける。歯磨きのようにやらないと気持ち悪くなるレベルまで定着してから、少しずつ負荷を上げていくことが大切だと語った。
最後に横山アナが「40歳の人生の先輩としてアドバイスを」と無茶ぶりすると、田中さんは「なんでもいいから新しいことを、5個ぐらい同時に始めてみるといい」とアドバイス。ダンスやドラム、日記、さらには毎日限界まで逆立ちをするといった「意味不明なことも含めて」新しいことを始めると、1年が長く感じられるようになると語り、横山アナを勇気づけた。
てぃ先生が語る子育て「『自信』と『自己肯定感』は違う」
番組後半は子育てがテーマ。ゲストには『newsおかえり』でもおなじみ、現役保育士のてぃ先生が登場した。横山アナが多くの親が悩む「叱り方」について質問すると、てぃ先生は、大人が子どもに接する際、相手の状況を「観察」せずに一方的に命令してしまっているケースが多いと指摘。大人同士なら失礼にあたるコミュニケーションを、相手が子どもになった途端にしてしまっていると語った。
さらに、多くの親が混同しがちな「自信」と「自己肯定感」の違いについて解説。自信は成功体験によって育まれるが、自己肯定感は「別に何もできなくても自分はこれでオッケー」と思える感覚であり、両者は全くの別物だという。
「自己肯定感を伸ばしたいんだったら、失敗したときにどう声をかけるか」が重要だとてぃ先生。何かを成し遂げた時だけでなく、朝起きてきた時に「大好きな〇〇ちゃん、今日もおはよう」と声をかけるなど、何でもない日常の中で愛情を伝えることで、「自分はここにいていいんだ」という安心感が自己肯定感につながっていくとアドバイスした。
親が抱える孤独感には「シャンパンタワーの法則」
親が一人で悩みを抱え込んでしまう問題に対しては、「シャンパンタワーの法則」という考え方を紹介。一番上にある自分のグラスをまず幸せで満たすことが大切だと説く。
「自分から溢れた幸せが2段目、3段目の子どもとか家族に行き渡る」。そのために、ほんの少しでも「自分のためだけしか考えない時間」を作ることが、心のゆとりを生み、結果的に家族への優しさにつながると語りかけた。
てぃ先生からの的確かつ愛のあるアドバイスの数々に、横山アナは「パパとしての考え方がガラッと変わりました」「すごくズバズバ刺さりますね」と感銘を受けていた。
全編はradikoタイムフリーにて配信中。
また未公開パートも含めた特別バージョンをPodcastで8月17日(月)夕方ごろ配信予定。





