「次は金融機関…」髙橋洋一氏が大手IT企業へのサイバー攻撃に危機感…取引口座にも被害
大手IT企業がサイバー攻撃を受け、利用者の取引口座にまで影響が及ぶ事態となった。セキュリティに強い企業ですら被害を防げなかったことに、元財務官僚の髙橋洋一氏が危機感を示した。
【TVer】AIがウェブサイトの重大な弱点を発見! 今後は「AI対AI」のサイバー攻防に
ウェブサイトなどで広く使われているプログラミング言語「PHP」に重大な脆弱性が発覚。10月21日には高市総理がXで緊急の注意喚起を行い、政府機関などでもサイトの一時停止や修正対応に追われた。
こうしたセキュリティ上の弱点は、ウェブサイトに限った話ではない。サイバーセキュリティ専門家の山田敏弘氏は、あらゆるアプリやデジタル機器にも脆弱性が生じると説明。銀行からお金を下ろそうとしても、システムのメンテナンスで利用できなくなる可能性があるなど、身近な生活への影響にも話が及んだ。
髙橋氏は、サービスが使えなくなった場合に備え、代わりの仕組みを用意しておく必要性を指摘。「一個やられても、もう一個代替のものがないとまずくなってきました」と訴えた。
一方、金融取引にまで影響が及んだサイバー攻撃もある。髙橋氏が取り上げたのが、大手IT企業・GMOインターネットの事例だ。
同社が提供する「お名前.com デスクトップクラウド」が不正アクセスを受け、利用者の情報が外部に流出。一部の利用者からは、取引口座で身に覚えのない取引があったとの報告も寄せられ、同社は今回の不正アクセスに起因する不正取引による損失を補償する方針を示している。
髙橋氏は、GMOについて「すごいIT企業で結構有名なんですよ」と説明。GMOインターネットグループは世界的な大会でも活躍する優秀なホワイトハッカーを数多く輩出しているという。
そんなセキュリティに強い企業ですら被害に遭ったことに、髙橋氏は「そこがやられるってことは結構危ないから」と警鐘を鳴らした。
なお、PHPの脆弱性問題やサイバー攻撃による金融サービスへの影響について専門家が解説した模様は、10月24日に生放送された情報バラエティ番組『教えて!ニュースライブ 正義のミカタ』(ABCテレビ)で紹介された。









