変態貴族にいたいけな少女を人身売買!? 「クズすぎるやろ」「人の心とかないんか?」の声続出の『その治癒師』第4話
か弱い少女であろうと、仲間であろうと、役に立たなければ売り飛ばすのか……!? 主人公をパーティーから追放した剣士たちは、アニメ『パーティーから追放されたその治癒師、実は最強につき』(以下『その治癒師』)第4話でも、クズっぷりを発揮した。
アニメ『その治癒師』は、影茸と鳴海みわの同名コミカライズ作品が原作。冒険者パーティー「稲妻の剣」を追放された治癒師ラウスト(CV:小野賢章)の前に、武闘家の少女ナルセーナ(CV:前田佳織里)が現れたところから、物語は始まった。
ラウストを追放したのは、稲妻の剣を率いる剣士マルグルス(CV:土岐隼一)。剣の腕前は一流だが、物事を深く考えず、短気で欲が深い。彼は、恋仲の女盗賊サーベリア(CV:橋本鞠衣)と共にラウストを無能扱いし、他の仲間も使えなければ扱いが酷い。
第4話(10月26日深夜放送回)でも、マルグルスは最低だった。魔獣の討伐で大苦戦する彼は、ラウストに助けられると、今までの態度が一変。「やっぱりおめえはすげえよ! お前がいれば超難易度が高い魔獣はもちろん、マータットの迷宮の主だって倒せるかもしれねえ!」と、突然ラウストを褒めまくった。その一方で、サーベリアとラウスト以外の討伐参加メンバーには、報酬を渡さないと言い切った。
サーベリアも、マルグルスと同じく最低だ。魔獣の攻撃で気絶した仲間の少女のことを心配するどころか、「あの子はもうダメさ。魔法使いとして使えるか以前に、目を覚ますかどうかも怪しいよ」と冷たかった。そこへさらにマルグルスが、「ま、そんときはそんときで、売っぱらっちまえばいいんじゃねえか? 見た目は悪かねえし、そういうお人形を欲しがる物好きもいるぜ?」と、とんでもないことを言い出した。
この衝撃発言を、その場にいる全員がスルーできなかった。いつも優しいラウストは怒り、ナルセーナはマルグルスを思いきり殴り、稲妻の剣の他のメンバーは、「意識が戻らないのをいいことに、年端もいかない女の子を、どこかの変態貴族にでも売るつもりだったのよね?」「そりゃ重罪だ……」と態度が冷ややかだった。やがてマルグルスとサーベリアは、人身売買を計画した罪で冒険者ギルドに捕らえられた。
非道なマルグルスとサーベリアに、視聴者たちはドン引き。X(旧Twitter)上には、「マルグルスもサーベリアもクズすぎるやろ」「普通に人身売買を提案するのやべえな」「マルグルスやサーベリアの人身売買計画に震えた」「魔法使いちゃんがクビになったのはかわいそうだけど、使えないからって人身売買されるところだったとかあいつらクズかよ、人の心とかないんか?」と言った声が寄せられた。
また、マルグルスを殴ったナルセーナにスカッとした視聴者も多い。X上には、「クズ冒険者に鉄拳制裁……!」「よくやった! ナルセーナちゃん!!」「ありがとうナルセーナ」「1発殴るだけで済ませているナルセーナちゃんは大人だよ」といった声も寄せられた。
なお、アニメ『その治癒師』は、毎週土曜深夜2時よりANiMAZiNG!!!枠で放送中だ。