A.B.C-Zの河合郁人とABCテレビのアナウンサー古川昌希が古川アナの地元でもある大阪・天王寺を舞台に、JR天王寺駅からあべのハルカスにまたがる阿倍野歩道橋のイビツな形の謎に迫った。高所恐怖症だという河合の、まさかの衝撃映像が飛び出す事態に！

2014年にグッドデザイン賞にも選ばれた阿倍野歩道橋は、屋根が特徴的な形をしていることで有名だが、今回の謎は屋根の形ではなく歩道部分の形について。さっそく河合・古川ペアは歩道橋に到着すると、「丸だと思っていたけど違うね」と交差点を一周する円形のように思われた歩道がクネクネと曲がっていること気づいた。一方、逆方向は綺麗なカーブを描いており、古川アナは「涙みたいになってるんだ」とその形を水滴のようだとイメージした。

元々は従来どおりの直線の歩道橋があったと昔を振り返った古川アナは、当時と比較して「形がガラッと変わってしかも屋根がついて便利になった」と語る。新しい歩道橋ができたのが2013年だということを知った河合は、歩道橋完成時にはあべのハルカスがちょうど建設中だったことから「上から見る用に作ってるでしょ？」と断言。

するとそれに賛同した古川アナの提案で、2人は歩道橋を見下ろすべくあべのハルカスに上ることになった。思わぬ展開に高いところが苦手な河合の表情がみるみる暗くなるが、「仕事を選んでる状況じゃないからね」と笑いを誘う。

地上300メートル、60階にあるあべのハルカス展望台に到着するも、窓際に近づけず足取りの重い河合に対して古川アナは「これから1人で仕事するんでしょ！もう誰も助けてくれないよ！」と河合を鼓舞。河合も「1人でできるようにならないと！」と勇気をふり絞るように歩を進め、窓から地上を覗き込んだ。

阿倍野歩道橋の全貌がわかるかと期待していたものの、展望台があまりにも高かったこともあり、予想に反して全部は見えないことが判明。河合のビビり損となってしまった。

全体が見えるところを探すため移動していた最中、古川アナがあべのハルカスの屋上からバンジージャンプを体験した気分になれるという“ハルカスバンジーVR”を発見する。バンジージャンプしながら歩道橋も見られることを確認すると、まさかの河合が挑戦することになった。臨場感満点の体験に、VRゴーグルを着けながら「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」とビビり散らかす河合。これには古川アナも「これ放送してええんやろか…」と笑い、スタジオにも爆笑の渦が巻き起こる。しかし、決死のバンジーも結局全体像は見ることができず…河合は「ただ怖いだけだった」と振り返っていた。

再び地上からの調査に切り替えた2人は、橋の側面に「友安製作所cafe阿倍野歩道橋」と表示があるのを発見。ここで河合が「カフェだったらホイップクリームの形と思った」とひらめきを見せ、ネーミングライツを買い取った友安製作所cafeへ手がかりを求めて行ってみることに。すると、カフェの店員も歩道橋の形にちゃんと意味があることを知っていた。言葉巧みにヒントを引き出そうとする2人は、「友安製作所cafe阿倍野歩道橋」の看板そのものに謎を解くカギがあることを教えてもらう。

歩道橋に戻り看板をじっくりと眺めていると、古川アナがcafeの『a』が歩道橋の形と一緒なのでは？と推測。これまで吹き出しのような形だと思われていたが、一方の曲線が延びており、たしかに小文字の「a」にも見える。さらに「『a』って、あべのの『a』ですよ。ここ天王寺だけど、“あべの”でもあるんですよ」とひらめくと、ここで歴史探訪プランナーの森なおみさんに方向性の確認。すると、自信があった通り「イイ線いってますよ今日は！」と称賛のお言葉をもらった。

JR天王寺駅に直結する駅ビル“天王寺ミオ”の12階から眺めた阿倍野歩道橋の形は見事、2人の予想通り『a』の形をしていた。「阿倍野の頭文字からとって歩道橋の形を『a』にした」という予想は見事に的中し、久々の100点獲得となった。 森さんに「完璧」「素晴らしい」と褒められ喜びのハイタッチを決めた河合＆古川アナ。

これで「今年中にあと2回100点取ります」という河合の目標まであと1回に迫った情報番組『news おかえり』の人気コーナー「古川×河合のなんでやねん!?」10月17日放送回は、動画配信サービスTVerにて無料配信中だ。なお『news おかえり』は、毎週月曜～金曜午後3時40分よりABCテレビで放送中。