『ポツンと一軒家』 「いっぺん死んじゃったの…」心筋梗塞と肺気腫を発症し、救急搬送されて3日間集中治療室 生死の境をさまよった88歳女性の人生

衛星写真でみつけた謎の一軒家の実態を徹底調査する番組「ポツンと一軒家」(ABCテレビ)。5月24日(日)の放送回では、大分県のポツンと一軒家を訪れた。

【TVer】大分県で木々に埋もれるようにひっそりと建つ一軒家を発見! たくさんの猫たちと穏やかに暮らす様子に、ゲストも思わずほっこり。

捜索隊が目指していたポツンと一軒家に到着すると、そこに人の気配はナシ。このポツンと一軒家は、日本家屋の床柱などに使われる「絞り丸太」を作る加工場兼倉庫として使われていた場所。今はもう使っておらず、電源も外され、所有者が私物をしまう物置きになっていた。早々に捜索終了でガッカリ……となるはずだったが、最寄りの集落での聞き込みで、地元の方に「この先にもポツンと一軒家があるよ」と教えられていた捜索隊は、意気揚々と次のターゲットへ向かった。

新ターゲットもまた周りを山に囲まれた、送電鉄塔を仰ぎ見るポツンと一軒家。斜面を開墾した棚田の脇、トタンを被せた大屋根の古民家。ここには、一人暮らしの女性(88歳)が住んでいた。

きけばここは女性の生家。元々ふもとの集落に住んでいたのだが、40~50枚もあった棚田の手入れのために、祖父が田んぼの近くに家を建てて引っ越した。今は棚田も家の脇の4枚だけを残し、家族が食べる分だけのお米を作っている。祖父が建てた家は、78年前に火事で全焼。父が現在の家を建て直した。当時の母屋は茅葺きだったが、現在はトタン屋根で覆っている。

ご主人はこの家の5人姉妹の長女。母を早くに亡くし、中学を卒業するとご主人が一家の母親代わりとなり、一度もこの家を離れたことがない。親の勧めで幼なじみの2歳年下の男性を婿に迎えて家を継いだ。ご主人は「ほかに好きな人がいたのに!」と笑い飛ばすが、「正直でいい人だった。結婚して良かった」と幸せな結婚生活ふりかえる。その旦那さんも14年前に他界したが、「素直に育った」というお子さんが4人いる。捜索隊が訪れた日も息子さんが訪問中で、来られないときは玄関の見守りカメラで安否確認をしているという。一人暮らしをしているが、家族がサポートし、たくさんの猫たちがそばにいる。

いつも明るく元気そうに見えるが、実は6年前に大病を患って以来、体調がおもわしくないという。「いっぺん死んじゃったの」とご主人は笑うが、心筋梗塞と肺気腫を発症し、救急搬送されて3日間集中治療室に入り、生死の境をさまよった。現在も就寝時には酸素吸入が欠かせない。

米寿を迎え、今も1人暮らしを続ける母を息子も心配するが、「私はここで死ぬ」というご主人。「子供たちが心配してくれるのはありがたいが、これからもこの家で猫と一緒に暮らす」と笑うご主人。山で遊んだ子供の頃、人のいい夫や4人の子供と暮らした日々。たくさんの思い出が詰まったこの家は、心地よく暮らせる終の棲家。ご主人の明るい笑い声がそれを物語っていた。

ゲストに立川晴の輔と片山友希を迎えたバラエティ番組「ポツンと一軒家」(ABCテレビ)は、5月24日(日)の放送で紹介された。

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ABCテレビ・テレビ朝日系列「ポツンと一軒家」は、毎週日曜ごご7時54分から放送中。TVerでも無料見逃し配信。

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