『探偵!ナイトスクープ』「カヨコか?」間違い電話を約7年間100回以上かけ続けてくる見知らぬ男性。カヨコのふりをした依頼者に、ポツリと呟いた言葉は…

探偵!ナイトスクープ』(ABCテレビ)に大阪府の女性(33)から依頼が届く。6、7年前、ある日突然、見知らぬ年配の男性から「カヨコか?」と間違い電話がかかってきた。「違いますよ、カヨコさんじゃないですよ」と伝えても、その後も間違い電話が100回以上続いている。話を聞くと、依頼者が使っている電話番号を、昔“カヨコさん”という女性が使っていたようだ。「私はカヨコさんではない」と何度も説明したが、7年間の電話でのお付き合いの中で、カヨコさんのふりをしてしまったこともある。すると、少し寂しそうな声で「カヨコ、お前、死んだんちゃうんか」とポツリ……。依頼者は電話の主に直接会い、嘘をついたことを謝罪し、カヨコさんとの話をちゃんと聞きたいので、探偵に一緒に来て欲しい。

桂二葉探偵の聞き取りによると、依頼者が初めて間違い電話を受けたのは、携帯電話の番号を変えたタイミングだったとか。月1、2回のペースで「カヨコ〜」とかかってくるので、7年間で通算150回以上は電話に出続けていることになる。そんなにも長い間にわたり、見知らぬ人の相手をし続ける依頼者は、二葉探偵の言う通り「それも相当変わってる…」かもしれない。

依頼者が想像する相手のイメージは、「ちびまる子ちゃん」に出てくるさくら友蔵のようなおじいちゃん。70代後半で、散歩が趣味で、お酒が好きで、かまってちゃん。おそらく亡くなったカヨコさんの旦那さんで、「早よあの世行きたいわカヨコ」という発言から、孤独を感じている気がする。二葉探偵が「その“カヨコの旦那”に会いたい?」と確認すると、依頼者は「会いたい」と即答。直接会って、カヨコの真似をしたことを謝罪し、これからも電話友達でいようねと伝えたいという。

依頼者からおじいちゃんに電話して、探偵がカンペで指示を出す。おじいちゃんは、依頼者がカヨコではないことをもちろんわかっていた。「会いに行ってもいい?」と聞くと、「一回会いたいなあ。今から来てくれる?」とすぐに話がまとまった。2人のやりとりは、探偵が「めっちゃ仲ええわ!」と驚くほどフランクだ。

教えてもらった住所に車を走らせている間、おじいちゃんから何度も電話がかかってきた。おじいちゃんが楽しみにしてくれていることが伝わり、依頼者も嬉しそう。目的地に近づいたところで改めておじいちゃんに電話をすると、団地の前に座って依頼者を待っているという。「はよ来いやぁ」というストレートな言葉に、探偵が興奮し、依頼者が「かわいい〜!」と満面の笑顔を見せる。

顔を映さないという約束で、おじいちゃんに出演許可をいただいた。7年越しのテル友が初めて対面。おじいちゃんが依頼者の番号を「カヨコ」で登録していること、カヨコさんがその番号を使っていたこと、カヨコさんはおじいちゃんの奥さんでもう亡くなっていること、おじいちゃんが81歳であることなどが明らかになっていく。依頼者も初めて自分の本当の名前がアキだと告げた。

おじいちゃんは依頼者との奇遇な繋がりを「運命や」と表現し、探偵から「会えてどうですか?」と聞かれると「ごっつ嬉しいわ」「アキちゃん(依頼者)来るのずっと待っとったんや」とはっきりと喜びを言葉にする。顔が画面に映っていないので断定できないが、おじいちゃんが鼻をぐずぐずとすすっているような……? もしかして泣いている……?

依頼者が「カヨコの真似をしててごめんなさい」と謝ると、「長いことお付き合いありがとうございました」とお礼を伝えるおじいちゃん。彼がカヨコさんの番号に電話をかけたのは、「めっちゃ好きやった」カヨコさんを失い、独り暮らしで寂しかったから。依頼者がその優しさから、ときにカヨコさんのふりをして7年間も話し相手になっていたことが、おじいちゃんの孤独を癒してくれたことは間違いない。

間違い電話で知り合った2人が、改めて友人としてスタートを切ったこのVTRは、7月10日に放送された『探偵!ナイトスクープ』で公開された。

関連記事

おすすめ記事 おすすめ記事