『探偵!ナイトスクープ』「実在している。どっかにいる」30歳男性が15年間追い続けた進研ゼミの「あの先輩」を探して…!

探偵!ナイトスクープ』(ABCテレビ)に東京都の男性(30)から、「中学1年生の頃、進研ゼミで読んだ漫画を探して欲しい」という依頼が届く。その漫画の主人公は、女子バスケットボール部に入ったばかりの中学生。ボールを触っている彼女が、先輩に「誰が勝手にボール触っていいって言った?」と厳しく叱られるシーンが強烈に印象に残っている。その先輩がとても魅力的だったため、依頼者は続きの漫画を妄想で描いてしまった。それ以来、原点である進研ゼミの漫画をもう一度見たい、先輩の本当の姿をもう一度見たいと思い続け、できる限りの方法で探しているが見つからない。

田村裕(麒麟)探偵が依頼者への聞き取り調査を開始する。依頼者は、オリジナルに登場するバスケ部の先輩・工藤紅音に対する恋愛感情に近い気持ちが、40ページもの漫画を自分に描かせたと分析する。原点となる漫画を探し続ける理由は、「本物に会いたい」から。彼女のことが今も忘れられず、町で工藤先輩の姿を探してしまうという。


10数年前に描いた漫画はなんと、主人公と工藤先輩とのラブストーリー! 告白あり、キスあり、デートあり、和菓子の「すあま」を一緒に食べるシーンあり。かつて主人公をいじめていた空手家を、先輩が撃退して一件落着。この漫画の主人公は明らかに工藤先輩だ。

実は田村探偵、進研ゼミを運営するベネッセコーポレーションから、依頼者が中学時代に読んだと思われる漫画をすでに入手済みだった。「マジか…!」「勇気いるな」「なんかカーッと熱くなってきました」と言いながらページをめくる依頼者の手が、ピタッと止まる。それは間違いなく、依頼者が10数年前に心を奪われた漫画だった。先輩の名前は工藤ではなく松木だったが、依頼者は髪型の再現度に満足そうだ。

田村探偵の任務はこれにて完了! のはずが、満足できない依頼者が「(松木先輩ではなく)工藤紅音先輩に会いたい」と言い出した。彼の中では原点の漫画の先輩よりも、10年以上妄想してきた紅音先輩の方がリアルなのだ。「工藤紅音は実在している。どこかにいる。探して欲しい」と無茶を言う依頼者に、探偵は思わず「ここにしかおらへんねん!」と叫びながら、依頼者の頭を両手で掴みガシガシ揺さぶる。それでも「探してほしい」と依頼者の決意は固い。

依頼者曰く、工藤紅音先輩の見た目に近い実在する人物は、歌手の島谷ひとみ。紅音先輩には「足が速い」「スポーツをしている」「格闘技はしていない」「水泳が苦手」という設定がある。つまりこれが、依頼者の理想の女性像。依頼者の恋愛事情を聞くと、半年前まで彼女がいたが、小学校の時に少林寺拳法をやっていたという過去を知り、一気に冷めてしまったという。紅音先輩という非実在の理想像が、現実の恋愛にかなり影響を及ぼしている! 依頼者の、紅音先輩に会えば「けじめをつけられる」という言葉をなんとか納得した田村探偵が、探し出した工藤紅音先輩(=依頼者の理想の女性像)とは…?

外見はもちろんイメージ通りだが、中身が紅音先輩の設定に一致しているかを確認したい。島谷に質問すると、足の速さも、学生時代の部活も、格闘技経験の有無も問題ないが、水泳は「苦手じゃない」という。残念! 紅音先輩と一致せず!!

ところが依頼者は「そこ、どうでもいい」と、自分で作った設定をあっさり放棄。紅音先輩役の島谷を相手に、主人公の立場で漫画のストーリーを再現した。

「ようやく工藤先輩に会えて、現実と妄想の世界に区切りをつけることができました」とホクホク顔の依頼者。協力してくれた島谷にお礼を伝えるくだりで、「現実を見ようと思います。付き合ってください」とまさかの告白! 妄想でも現実でも、自分を止めることができない依頼者だった。

真矢ミキ特命局長が「島谷ひとみさんのただのファンなのでは?」と核心をついたこのVTRは、7月3日に放送された『探偵!ナイトスクープ』で公開された。

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