「ポツンと一軒家」飲み屋で出会い、東京から脱サラして四国唯一のヤギ酪農家に転身した夫婦の二人三脚物語
衛星写真でみつけた謎の一軒家の実態を徹底調査する番組「ポツンと一軒家」(ABCテレビ)。5月10日(日)回では、前週に引き続き、愛媛県のヤギ牧場“ポツンと一軒家”の続編を放送した。
【TVer】東京から愛媛へと移住し、山奥でヤギの山地酪農を実践するご夫婦の暮らしぶりに密着!
前回捜索隊がたどり着いたのは、愛媛県の山の上に広がるヤギ牧場。長い間、耕作放棄地になっていたヤブだらけの荒れ地を開拓し、ヤギ酪農を営む牧場のご主人は、7年前に東京の会社を辞め未経験で酪農の道に飛び込んだ36歳の男性。
ご主人がちょうどヤギの搾乳を終えた時、目の前の放牧地にいる母ヤギが産気づき、急いでその場に駆けつけた捜索隊は、貴重な出産シーンをカメラに収めることができた。生まれた子ヤギは体重2~3キロ、生まれた10分後には、自分の足で立ち母ヤギの乳を飲む。子ヤギが初乳を飲み始めると、なんと2頭目も生まれ、牡(オス)と牝(メス)の双子が誕生した。
捜索隊は、「小高い丘の上にある」というご主人の住むポツンと一軒家にもお邪魔した。山の上の牧場から2キロほど下った集落の端。小高い丘に立つ2階建ての風格ある日本家屋が、牧場を営む夫婦と犬と猫が住むポツンと一軒家だ。
35歳の奥さんは東京出身。ご主人が会社員時代、たまたま飲みに行った店で隣にいた奥さんに声をかけたのがなれそめだという。「安定したサラリーマンと結婚したと思っていたら、突然、『酪農やりたい、乳製品作りたい。絶対にやりたいんだ』と目を輝かせて語ってきた。私にはやりたいことや夢がなかったので、それは絶対にやった方がいいなと。一緒に隣で見ていられたら私も楽しいかなと思って応援することにしました」という奥さんに「縁もゆかりもないところに来て、牧場開拓する時も二人でやったので感謝しています」というご主人。両家のご実家も応援してくれているのだそう。
築70年の借家は、元農家。現在は家の裏にある耕作放棄地の畑や棚田をヤギ牧場にするために整備中。大きな大黒柱のある家は広くて立派だが、冬は極寒。家族の指定席はストーブの前になる。2階はオンラインショップの発送用の梱包用品やパンフレットの倉庫に。
玄関の横には、事務室と製造室をリノベーション。この家を借りたのは、製品を作るのに必要な上水道が決め手になった。現在は、ヤギ乳を使った飲むヨーグルトやプリン、焼き菓子などを作って、地元の道の駅やオンラインストアで販売している。「うちの商品は全部、主人が試作をして、レシピも考えて。そのレシピを私が作ってます」と製造は妻が担当している。さまざまな機材を入れた製造室の総工費は、機材を入れて約1000万円かかったが、半分は補助金を活用し、残り半分は公庫からの借り入れでまかなった。
「ヤギのミルクには旬があって、4月から11月いっぱいぐらいまでしかミルクは出ないんですよ。なので一番いい時期のミルクを急速凍結して保管しておいて、冬場は焼き菓子なんかにして販売をしています。最初の3年間は一部補助金を頂きましたが、4年目からは独り立ち。ちょうどこれから4年目が始まるという時期で、計画通りに行けば、なんとか食べれるぐらいにはなるのかな」というご主人。捜索隊は、“料理担当”というご主人特製のヤギミルクのヨーグルトで作った「インド風チキンカレー」をご馳走になった。
「大変なこと9割で、楽しいことは1割だけれど、それが楽しい」というヤギ酪農に魅せられたご主人と、「『ヤギのない生活は考えられない』と、よく言っています」と一途な夫に寄り添い支える奥さん。山の上の荒れ地を夫婦で切り開いて実現したヤギ牧場も、今年が勝負の4年目に。大変なことが多い仕事だが、それでもヤギミルクの美味しさを、もっと多くの人に知ってもらうため、夫婦二人三脚はまだまだ続く。
ゲストに魔裟斗と岩田絵里奈を迎えたバラエティ番組「ポツンと一軒家」(ABCテレビ)は、5月10日(日)の放送で紹介された。
【TVer】“製造部門担当”の妻が製造室でヤギミルクヨーグルトをつくる工程にも密着!
ABCテレビ・テレビ朝日系列「ポツンと一軒家」は、毎週日曜ごご7時54分から放送中。TVerでも無料見逃し配信。













