大阪・野田の路地裏に“異世界”があるのなんでやねん!?“ 石畳王子”河合郁人が迷い込んだ、その正体とは?

野田駅界隈は、阪神電鉄が本社を構えるなど都会の空気漂う町。そんな大阪・野田の路地裏には、“異世界”が広がっているらしい。
今回は、“ぜんぜん100点取れないコンビ”のタレント・河合郁人とABCテレビの福井治人アナウンサーが“昭和ワールド”にタイムスリップ?
【TVerでは未公開映像も】“石畳王子”ならぬ“サクラ王子”! オフショットでは河合郁人がアイドルの本領発揮!?


その異世界の入口は、国道2号を淀川方面に歩くと見えてくる路地裏。住宅街に突如として現れた石畳の道は、まるでここだけが昭和にタイムスリップしたかのような空間になっている。まさしく、異世界にいざなうようなこの石畳の道。
なぜ、この場所だけが石畳になっているのだろうか?


石畳の通りを抜けた国道沿いで、阪神バスの停留所を発見した河合は「昔、路面電車とか通っていた可能性はあるよね」と推測。この石畳は、阪神電鉄と何か関係があるのだろうか?
ダメ元で向かった阪神電鉄本社の前で発見したものは……


石碑に刻まれた『この敷石は、阪神電車併用線(路面電車)の軌道敷として昭和50年まで使用されていたものである』という文字!
「正解出たじゃん!」と、はしゃぐ河合と福井アナは、正解への可能性を探るべく、大阪の歴史に詳しい歴史探訪プランナー・森なおみさんに確認してみることに。
森さんの対応は、何となく好感触。
しかし……

「石畳は電車と関係ありま……“すー”だけど“がー”なんです」
と、ビミョーな返答に。
というのも、森さんいわく、資料によると昭和51年に石畳の補修工事を実施しており、その1年前(昭和50年)に阪神の路面電車が廃線になっていることから、「使わなくなった敷石を譲り受けて補修に使った」ということも考えられるものの、確実ではないという。


さらに、チェックポイントは「補修した」ということ。つまり、それ以前にも石畳はあったというわけだ。

過去の調査で、京都と大阪・四ツ橋近くの石畳の謎に挑んだことがあることから、森さんに「石畳王子!」とハッパをかけられ、俄然やる気を取り戻した河合は「石畳の通りをもっとじっくり見て、ある違和感を探す」という森さんのことばをヒントに、念入りに調査を再開。石畳から続く細い路地のさらにその先にある公園で、あるものを見つける。それは———


この街が、松下電器(現・パナソニック)の創業者、松下幸之助が最初に事業を始めた場所である、という事実! このことから「この石畳の街は、松下幸之助が築いた“松下シティ”だったのではないか?」という結論にたどり着いたのだった。
しかし、結果は100点満点中0点!


森さんがヒントにしていた「違和感」とは、不思議な緑色をした住宅。
これは、銅板がはりつけられているもので「銅板長屋」と言われている。この銅板が、周囲で起こった火事の火の粉から、家を守るための重要な防火設備の役割を果たしたのだという。
しかし、それが石畳とどう関係するというのか?
森さんの提示する「違和感」はさらに続く。

国道沿いの石畳の入口に佇むクリーニング屋さんにも銅が施されているが、注目すべきは、「うだつ」という壁。これは、隣の家からの延焼を防ぐ防火壁なのだが、これらの防火設備を整えるには、相当な費用がかかったという。
そんな高級設備が設えられているということは……この周辺は「高級長屋街」だったということの証!その街並みをより風情あるものにするために、石畳を敷き詰めたというのだ。

100年前の当時、淀川沿いには大きな工場が建ち始め、さらに阪神電車の国道線も開通した野田。そんな活気ある場所に生まれた高級長屋街、通称「海老江の芦屋」にして「火事にも強い、ニュータウン」……その名残が、野田の住宅街の突如現れたノスタルジックな石畳の正体だったのだ。

この調査の模様は、情報番組『newsおかえり』(毎週月曜~金曜午後3時40分、ABCテレビ)内の「福井✕河合のなんでやねん!?」4月21日放送回で紹介された。
森さんに「石畳王子」から「安直ボーイズ」に格下げされ、がっくりのNDYのふたりだったが、次回こそはリベンジなるか!?
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