小卒の工場労働者から次期大統領に! 奇策でのし上がった“韓国のトランプ”李在明氏の人気のヒミツに迫る!
ニュースの正しいミカタを徹底解説する情報バラエティ番組『教えて!ニュースライブ 正義のミカタ』(ABCテレビ)。番組公式YouTubeチャンネル『正義のミカタチャンネル』では今回、韓国の次期大統領に選ばれた李在明(イジェミョン)氏の素顔に迫る! 講談社『現代ビジネス』編集次長の近藤大介氏が潜入した、選挙直前の韓国取材で、一体何があったのか? 放送ではカットされてしまった部分も含め、東留伽アナウンサーとともに韓国取材のこぼれ話を明かしている。
李在明氏は、左派的思想で日本と対立を続けてきた「共に民主党」に所属している。日本のメディアからは、しばしば“反日”的な言動を取り上げられてきた。YouTubeでは近藤大介氏が李在明氏のミステリアスな生い立ちを解説。
悲惨な少年時代を歩み、生年月日も分からないという李在明氏は、小学校を卒業したあと行動労働者を経験している。1980年に起こった光州事件のあと、政府のイメージアップのために実施された貧困層救済政策にうまく乗っかった李在明氏は、ソウルの大学に入学した後、2年目で司法試験に見事合格。高卒で初めて弁護士になった廬武鉉(ノムヒョン)元大統領のエピソードに触発され、自身も弁護士に転身を遂げた。
その後政界を志した李氏に、近藤氏いわく“神風が吹いた”。政界のスキャンダルを利用して政界入りを果たし、貧困層も利用できる巨大な小児科病院の設立を実現させたという。“庶民のミカタ”として人気を獲得し、その後も次々とビジネスの才覚を発揮。約600億円あった市の借金を返済し、京畿道(キョンギドウ)の知事に就任したのだ。
家庭内エピソードにも驚きの経歴をもつ李在明氏。不倫騒動や、妻の「果物買いすぎ問題」など話題に事欠かない破天荒な人物だが、巧みな弁舌と突破力を有する“韓国のトランプ”的存在で、ファンは多い。「ハゲてる人はみんな私に投票してください」と驚きの奇策を発動したり、「長ネギ大統領」を自称して選挙を戦ったり…。そのたびに神風を吹かせ、ついには大統領にのし上がった“持ってる”政治家、それが李在明氏なのだ。
東留伽(ABCテレビアナウンサー)がMCを務める番組公式YouTube『正義のミカタチャンネル』では、放送で入りきらなかった話をさらに解説中。韓国取材の裏話や、李在明氏の人気の秘密を語りつくしている。
