ノリで友達とホテルに行ってしまった空気感…佐藤大樹、セリフなしで魅せるラスト30秒の無言の演技にファン「幸せになってほしい」「刺さる」/『around1/4』第2話
「万年セックスおばけ」なチャラ男だけど、実は誰にも言えないコンプレックスを抱えている主人公。主人公役を演じる佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)の表情に大注目のドラマ『around1/4』を無料配信中
ドラマ『around1/4(アラウンドクォーター)』第2話で、佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)演じるチャラい主人公が、ヒロインの早苗(美山加恋)との口論の末、ノリで高級ホテルへ行く展開に。人前では陽キャで通す康祐の陰影のある表情の違いがとにかく印象的とSNS上で話題に。
25歳前後の「アラクオ」こと「アラウンドクォーター」世代の男女の恋と葛藤を描くドラマ『around1/4』の主演を務めるのは、佐藤大樹。佐藤が演じる主人公・新田康祐は、仲間たちから「万年セックスおばけ」と呼ばれるようないかにもチャラそうな営業マン。7月16日(テレビ朝日は7月15日深夜)に放送された第2話では、合コンでクズ男につかまりかけた美山加恋演じる早苗と、康祐が言い争いに。
「どうせみんな刺激的な女が好きなんでしょ?康祐だってそういう男の一人でしょ?」
「いや、俺は全然違うけど」
早苗から、私が裸で寝ていても何もしないのか?と、問われた康祐は「毛布ふっさぁかけて、おやすみってしてみせるわ」と売り言葉に買い言葉で返してしまう。
そんな些細な言い争いの末、ノリで高級ホテルへ向かうことになった2人。
お互いが探り合う距離感を、セリフを発さずに繊細な表情の変化と背中だけで康祐の内面までにじませる佐藤の演技に、Twitter上では、「時々見せる康祐の切なすぎる表情で心臓ぎゅーてなる」「チャラめでリアリストな一面のある康祐くん、刺さるわ〜」「勢い消えて、戸惑いや探る気持ち、葛藤が伝わってきた」といった声が多く寄せられた。
主人公の康祐だけでなく、彼の学生時代のバイト仲間・早苗の心情描写も心に響く。“セックスの良さ”を知らない…最初はそんな小さな不安だったが、明日美(工藤遥)に誘われた合コンでの出来事によって、自分が「つまらない女」かもしれないという悲しみ、さらには男性の身勝手さに対するいら立ちを募らせていく。
第2話で描かれていく早苗の赤裸々な惑いの揺らぎが、一つひとつのセリフに乗せられていく。彼の居なくなった部屋で、ひとりAVを眺めていた早苗の“無機質なシーン”に深みが増していく。
そして、もう一度観返してほしいのが冒頭18秒で魅せる5人の表情。今後の5人のストーリーを占うシーンでもあり、第2話を観終わった後に見返してみると、また違った印象を受けるはず!
『around1/4(アラウンドクォーター)』は、毎週日曜よる11時55分のドラマL枠(テレビ朝日は毎週土曜深夜2時30分)で放送中。原作は、世界累計4300万DLを突破した漫画アプリ「comico」で連載された作家・緒之の同名WEBTOON作品(スマートフォンに最適化した縦読み&フルカラーの漫画)。