鳥羽一郎 本物だったら300万円!?

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勝俣州和がゲストと旅をするコーナー「俺たちのひとっ風呂」は、海を愛する鳥羽一郎と行く福岡県北九州の旅。2人の旅は北九州市にある門司港からスタートする。鳥羽はこの旅で勝俣と一緒に「海に出て漁をしたい」とリクエスト。

その前に、北九州を散策することに。骨董品やレトロなものを集めるのが好きで、“我楽多”が好きだという鳥羽をまずは骨董店に案内する。後藤古物店は、門司の山道を登った古い住宅地にある骨董品店。店主の後藤さんは御年97歳で、70年以上骨董品の販売をしている。10畳ほどの部屋にはさまざまな時代の硬貨や、貴重な骨董品がある。

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そこで、今回は店主に鳥羽が持参した小判を鑑定してもらうことに。本物だったら300万円するという小判、鳥羽さんの本人評価額は、10万円。果たして気になる鑑定結果は…!?残念ながら「刻印などは、よくできている」という偽物でした。鳥羽もがっくり…

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 北九州の台所といえば、旦過市場。昭和30年代のレトロな風情が残る商店街だが、昨年、2度の大規模火災に見舞われた。現在は仮設店舗で営業する店もあり、復興に向けて奮闘中。そんな旦過市場を散策し、あれこれと地元のおいしい味を巡る。まずは、曽祖母の代から100年受け継ぐぬか床が自慢のお店 宇佐美商店(福岡県北九州市)へ。サバやイワシを使った郷土料理「ぬか炊き」に加え、スペアリブを使ったぬか炊きも名物だ。

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歩いて、少しお腹が空いてきた2人は、昭和23年創業のぎょらん亭 魚町店(福岡県北九州市)で「ネギ盛りどろラーメン」を食す。通常の倍量の国産のげんこつ100%で炊きあげ、北九州ヤマニ醤油の吟醸薄口醤油がベースの「かえし」を合わせることで、旨味・濃度・塩分が調和したメリハリのある味わいを生み出す。鳥羽と勝俣の2人は、超濃厚スープを飲み干すほど大絶賛だった。

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旅の宿は“福岡の奥座敷”と呼ばれる脇田温泉の温泉宿 楠水閣(福岡県宮若市)。1958年創業、全29室ある客室は本館、別館、南館と分かれており、部屋から眺めることができる緩やかに流れる犬鳴川と中庭にある巨大な楠「夫婦楠」が宿の名前の由来。早速、2人はふんどし姿でひとっ風呂!

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 泉質は“美肌の湯”といわれるアルカリ性単純泉で、お肌がツルツルスベスベになるのが特徴だ。夕食では鮎や佐賀牛など極上の料理を味わいながら、鳥羽は、母親に作ってもらった思い出の料理の話をする。その料理とは、なんとスイカの皮のぬか漬け。なので、実は旦過市場でスイカを見かけた際も、赤い部分ではなく「美味しそうな皮だな」と思っていたという。

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 翌日は、福岡県の北東部、周防灘に面した港町の苅田町へ。鳥羽と20年以上の付き合いがある漁協の組合長を訪ねる。実は、組合長は鳥羽の歌碑を作った方。歌碑には鳥羽のデビュー30周年に作られた、苅田町を舞台にした歌が刻まれている。

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 そんな組合長の漁船に乗り込み、苅田港から念願の漁に出発。網を固定せず、船で海面に漂わせる“流し網漁”を体験する。しかし、獲れたのはハンマーヘッドシャーク5匹のみ。こんなこともあろうかと、実は船長、前日にあらかじめ少し深いところに仕掛ける“刺し網”を準備しておいてくれた。結果、シタビラメが10匹と大漁!早速、獲ったばかりのシタビラメを煮つけにしてもらうと、これがまたシンプルな味付けながら絶品!最後に、苅田町をテーマにした曲「港の美夜古衆」を鳥羽が、船長が、港のみんなが熱唱した!

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鳥羽一郎と勝俣州和の福岡の旅は「朝だ!生です旅サラダ」(ABCテレビ・テレビ朝日系列/毎週土曜 朝8時から TVer見逃し配信あり)で放送しました。

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