離婚後も彼から「会いたい」と求められると、面倒と思いながらも断れない…ズルい元夫と会い続ける子持ち女性の心情とは?/『きのこいぬ』第8話
元夫は、優しくて寂しがりやでズルい男。離婚後も彼から「会いたい」と求められると、面倒と思いながらも断れない……。アニメ『きのこいぬ』第8話で描かれた、そんなバツイチ子持ち女性の複雑な心情に、共感せずにいられない……!
【動画】そ、そんな鳴き声出せるんだ……。きのこのような犬のような謎の生き物・きのこいぬの「ワン!」がかわいすぎ!
アニメ『きのこいぬ』は、シリーズ累計175万部を突破する同名漫画(著・蒼星きまま)が原作。天涯孤独な絵本作家の青年・夕闇ほたる(CV:上村祐翔)と、きのこのような犬のような謎の生き物・きのこいぬ(CV:小林大紀)のちょっぴり不思議な日常が描かれる。
第8話(11月23日深夜放送)で、ほたるの小学校時代の知人・上原つばき(CV:千本木彩花)にスポットライトが当たった。バツイチのつばきは、中学2年生の娘・あんず(CV:日菜)と、きのこいぬの“きょうだい”プラム(CV:久野美咲)の3人で暮らしている。
離婚しても、元夫はいろいろと理由をつけてつばきに会いたがる。その理由はあんずいわく、「寂しがりやだから」。一方のつばきは、元夫から呼び出されると、「面倒」と思いながらもキッパリと断れない。それは、離婚しても元夫が好きな飲み物を覚えていてくれたり、夜景がキレイな思い出の場所に連れて行ってくれたりと、結婚していた頃と変わらずつばきに優しいからかもしれない。曖昧なままズルズルと続く関係は、妙に心地良いものなのだ。
思い出の場所から見る美しい夜景も、優しい元夫も変わらない。しかし、元夫婦は結婚していた頃には戻れない。なぜなら、つばきにはあんずやプラムとの新しい生活があり、彼女は確実に前へ進んでいるからだ。
それに気づいたつばきは、「相変わらずキレイだ」と夜景を前につぶやく元夫に、「たしかにキレイね。でも、変わったわ」と返し、「だからもう、呼ばないでね。もう、来ないから」と、笑顔で告げて立ち去った。あんずたちの元へ向かうつばきの足取りは軽く、その表情はどこか晴れやかだった。
不思議な生き物たちに癒されて、前向きな気持ちになれるアニメ『きのこいぬ』(ABCテレビ)は、毎週土曜深夜2時30分よりANiMAZiNG2!!!枠で放送中だ。