あの『ビーバップ!ハイヒール』が特番で復活 擬人化ヤンキー学園ドラマで学ぶ「ロシア・ウクライナ侵攻」が明快

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バラエティ番組『ビーバップ!ハイヒール復活SP』を無料配信中。国の擬人化×ヤンキー×学園ドラマで紐解く「ロシアのウクライナ侵攻までの背景」がわかりやすい!

放送期間15年の歴史に幕を閉じたバラエティ番組『ビーバップ!ハイヒール』が、特番で復活! 国をキャラクター化して学園ドラマ仕立てで解説する「ロシアのウクライナ侵攻」が、非常にわかりやすくて勉強になる。

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お笑いコンビ・ハイヒールがMCを務める『ビーバップ!ハイヒール』は、2020年まで「ナイトinナイト」枠で放送された人気番組。ハイヒールのコンビ結成40周年を記念して、6月25日に『ビーバップ!ハイヒール復活SP』というタイトルで再び放送された。

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医学、科学、歴史、芸術、政治経済など、さまざまな分野をわかりやすく紹介する『ビーバップ!ハイヒール』。特番で復活した人気コーナー「サクサクわかる現代史シリーズ」は、国をキャラクター化して世界の紛争を学園ドラマ仕立てで解説するというもの。特番のテーマは、「ロシアのウクライナ侵攻の背景」だった。

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物語の舞台は、ヤンキーが集うアース高校ワールド組。かつてこのクラスでは、アメリカくん率いる「NATOチーム」と、ロシアくん率いる「ワルシャワ条約チーム」が対立していた。2チームの戦い(=冷たい戦い)は、1991年にロシアくんの降参によって終結(=ソ連解体、ワルシャワ条約機構の解散)することに。仲間を増やして横暴な態度をとるアメリカくんに、ロシアくんは不満だったが手は出せなかった。

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そんなロシアくんの一番の友達が、彼と兄弟のように育った幼馴染・ウクライナくん。実はロシアくんの思いは一方通行で、ウクライナくんはロシアくんと嫌々付き合っているだけだった。やがて、ふたりの友情にヒビが入り(=ロシアによるクリミア半島の併合)、さらにクラスは荒れていく……。「学園モノ」「ヤンキーもの」という身近な題材と、個性豊かなキャラクター、そして、河合塾のカリスマ世界史講師・青木裕司氏の解説によって、複雑な世界情勢をすんなり理解できるはずだ。

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ちなみに『ビーバップ!ハイヒール復活SP』の出演者は、ハイヒールのほかに、ブラックマヨネーズ、チュートリアル、筒井康隆氏といったレギュラー放送当時と同じメンバーだ。出演者たちの思い出話や、デビュー当時のハイヒールの激レア映像、ハイヒールの歴史に迫ったクイズ合戦も見逃せない。

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