あら不思議! コメントを聞いているだけで生唾ごくり 美味しさが伝わる一流の審査員による言葉のチョイスにも注目
いよいよ「料理人No.1」が決まります。そう、年に一度の大会「CHEF-1グランプリ2024決勝」です。「どうやって決めるねん?」と思う方もいるでしょう。世の中の多くの大会がそうであるように、「CHEF-1グランプリ」も審査員が得点を付けて優勝者が決まります。では、誰が審査するのか? 改めて強調しますが、この審査をする面々がすごいです。今年の審査員は、国民代表審査員として上沼恵美子さん、GACKTさん。さらに日本を代表する料理人の神田裕行さん、関谷健一朗さん、中村栄利さんがジャッジします。
上沼さんは料理番組「おしゃべりクッキング」を27年担当し、約7000食の美味しい料理を召し上がっていますし、GACKTさんは言わずと知れた“神の舌”の持ち主です。神田さんは17年連続三つ星「日本料理かんだ」店主、関谷さんは17年連続ミシュラン三つ星「ガストロノミー“ジョエル・ロブション”」総料理長、中村さんはあの“天空落とし”で知られ全米にラーメンブームを巻き起こしたラーメン界の革命児です。
上沼さん、GACKTさんは言うまでもなく、いわゆる“お墨付き”みたいなものにめっぽう弱い僕は「ミシュランで連続して」とか「あの天空落とし」とか聞くと「文句なしの5人じゃん! 」と思ってしまいます。その5人が厳しく採点し、持ち点はそれぞれ20点、合計100点になる計算です。
大会を通じてのテーマ「料理に革命を起こせ」は非常に難しいお題ですが、審査員の神田さんによると「普通に作られても見た目が同じになってしまう。どれだけ美味しいかを僕らが評価しても番組を観ている人には伝わりづらいかもしれない。でも『みんなが知っている料理に革命を起こす』というテーマがあることで面白い料理が生まれて魅力が出る」とおっしゃっています。スポーツ競技は「一番速い人が勝ち」などの分かりやすいものもありますが、「料理」においては番組を観ている人に審査員のみなさんが美味しさをどれだけ分かりやすく伝えてくれるか、が非常に大事になります。その意味でも今回の審査員の皆さんは最強の5人ではないでしょうか。
実際、僕はあらかじめ番組を観ましたが、すごいです。コメントを聞いているだけで味のイメージがビンビン伝わってきます。不思議なもので一流の人が話す言葉って本当に分かりやすくて、難しい言葉を使っていないのですが、じゃあ、自分が同じことが言えるか? というと決してできない言葉選びになっているのです。もちろん、それを引き立たせている番組作りをしている作り手も実はすごいのですが、スペースの関係でその話はまた別の機会に。おすすめの見方は、ぜひご飯を片手に「CHEF-1」で紹介される料理をおかずにどうぞ!
7月14日 午後6時30分~「ザ・プレミアム・モルツ presents CHEF-1グランプリ2024 決勝」
MC:山里亮太 松下奈緒
国民代表審査員:上沼恵美子 GACKT
審査員:神田裕行 関谷健一朗 中村栄利
出演:今田耕司 森泉 井桁弘恵
スペシャルサポーター:令和ロマン
ナレーション:下野紘
▼執筆者プロフィール T内…無類のハンバーグ好き。ゆえに今回の決勝テーマ「ハンバーグに革命を起こせ」をきっとABCテレビの誰よりも楽しみにしていた自信あり。先日、決勝へ向けた景気づけに自分で作って革命にも挑戦。きわめてフツーのハンバーグが完成
(スポニチアネックス「ABCテレビの探偵!ナイショスクープ」より引用)