35歳差婚した母親と、12歳で出家した息子が住人 『ポツンと一軒家』住民が推す「ポツンとあじさい寺」が登場

千葉県の深い山の山頂には、あじさいで有名な寺がそびえたっていた! 山奥の“ポツンと一軒家”の住民が太鼓判を押すその“ポツンとあじさい寺”には、89歳の母親と、その息子である66歳の住職が住んでいる。親子には、驚きの過去があり……!?

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【動画】青色の絶景に癒されてパワーチャージ! 6月下旬から7月中旬に行きたい“ポツンとあじさい寺”

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ポツンとあじさい寺の情報提供者は、バラエティ番組『ポツンと一軒家』2月18日放送回で紹介された植木職人の男性だ。その寺が建っている場所は、山奥のポツンと一軒家の主である彼ですら、「ウチとはレベルが違う」と言うほど何もない。寺の広い敷地内には、立派な本堂と客殿、そして住職たちが生活する「庫裡(くり)」がある。

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ポツンとあじさい寺の正式名称は、妙法生寺。昔の地名から「麻綿原のあじさい寺」と地元民に呼ばれていて、名前のとおり美しいあじさいが魅力だ。約2万本のあじさいは6月下旬から7月中旬が見頃で、約1ヵ月にわたって青色の絶景が楽しめる。住職いわく、「だいたい1シーズンだけで5000人くらいの方に来ていただけます」とのことだ。

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創建は鎌倉時代と歴史が古いが、参拝に不便な立地から3度も廃寺した過去がある妙法生寺。あじさいの隠れた名所となった今では、66歳の男性が住職を務めている。4人兄妹の長男である彼が出家したのは、12歳とのこと。改名した男性は、それから先代の住職である父親を「生涯お師匠様と呼んでいました」という。ちなみに、現住職の弟は仏教学者、妹は書家で、一番下の妹はパソコン関係の仕事をしているそうだ。

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そんな住職は、現在89歳の母親と2人暮らし。高齢とは思えないほど元気いっぱいな母親の過去にも驚かされる。なんと彼女は、亡き先代住職である夫と35歳も離れているのだ。電気も水道も開通していない時代から、現住職を含む4人の子どもを産み育てたことにもビックリ……! 昔とは比べ物にならないほど快適な環境と孝行息子のおかげで、母親は穏やかな生活を楽しんでいるようだ。

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いつも笑顔な住職親子にほっこりし、あじさいの絶景を求めて妙法生寺を訪れたくなった視聴者は多いはず! なお、妙法生寺が紹介された『ポツンと一軒家』5月5日放送回は、動画配信サービスTVerにて無料配信中だ。

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