『レ・ミゼラブル』の名曲は「中国で検閲対象」! 習近平国家主席をもてなす晩さん会で、アメリカ軍がこの曲を歌い上げた意図は「あなた方、人民の声を聞いているか」!?
ニュースのミカタを徹底解説する情報バラエティ番組「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」(ABCテレビ)。久保光代アナウンサーが進行役を務める配信コンテンツ「正義のミカタチャンネル」で、中国に精通するジャーナリストと元自衛隊トップの専門家が“米中首脳会談”でのアメリカによる手厚い“おもてなし”をウラ読み! 友好ムードを演出した両国だが、その裏で怖~い駆け引きが行なわれていた……アメリカと中国の思惑とは?!
【TVer】10月1日に中国で改正された「国防動員法」は“いつでも戦争を起こせます”、“台湾の武力統一の準備を進めていますよ”というアピール!?
9月24日にアメリカ・ワシントンで行われたアメリカと中国の首脳会談。ワシントン近郊の空軍基地に降り立った中国・習近平国家主席を、トランプ大統領夫妻が自ら出迎える厚遇ぶりや、その晩に開催された晩さん会での盛大なおもてなしが注目された。
番組ゲストの元自衛隊トップ・河野克俊氏と、中国に精通するジャーナリスト・福島香織氏は、この“おもてなし”のウラを鋭く読み解く!
空軍基地に降り立った習近平国家主席の頭上を飛んでいたのは…爆撃機!?
アメリカ大統領が、アンドルーズ空軍基地まで外国首脳を出迎えるのは64年ぶりのこと。滑走路にはF2、F16戦闘機が6機ずつズラリと並び、米中首脳の頭上にはB1戦略爆撃機が2機、飛行していたと報じられている。
トランプ大統領が思わず顔をしかめるほどの轟音で爆撃機が飛んでいた理由を、河野氏はこう推測する。
「軍用機って、戦闘機と爆撃機があるわけです。戦闘機であれば、スクランブルをかけて空を守る『防空』という意味があり、『空からの脅威から我々が守ってますよ』という習近平氏へのメッセージになり得る。でも爆撃機は敵の領土を攻撃して爆弾を落とす飛行機なので、これを飛ばした意味って…。あんまり深く考えなかったのか、考えてたなら『威圧』としか取れない」
「中国側としては、おそらく『威圧』と取ったでしょうね」(河野氏)
さらにアメリカ側は、その夜に開かれた晩さん会で、ミリタリーバンドの演奏によって華やかに習近平夫妻をおもてなし。しかし、演奏された楽曲について、福島氏はこう語る。
「『レ・ミゼラブル』っていう有名なフランス革命(を題材にとった)ミュージカルの音楽がかかってて。『民衆の歌が聞こえるか』(原題:Do You Hear the People Sing?)を軍の楽団が合唱している。背景を考えると、(習近平氏は)いい気分しないだろうなと。『あなた方、人民の声を聞いてるか』って意味にもなるし、そもそも政治的に敏感な音楽ということで、中国では検閲対象なんですよ」(福島氏)
香港民主化運動のデモなどの際に、香港の若者たちが歌っていたことから、民主化運動を象徴する楽曲として検閲対象になっているというのだ。
さらに、晩さん会では他にも2曲、中国にとってはセンシティブな曲が“あえて”演奏されていた…!? そのうちの1曲は、日本でもおなじみのあの女性歌手のナンバーだという。
トランプ大統領の「米中が同盟国だった」発言の真意は!?
晩さん会でトランプ大統領が発言した、米中についてのコメントも注目を集めている。
アメリカと中国が「第二次世界大戦で共に同盟国として戦い、勝利した」と発言したことで、これまで中国側からしか聞こえてこなかった「米中が同盟国だった」というセリフを、アメリカのトップである大統領が口にしたのだ。
この異例の発言について、久保アナから意見を問われた河野氏は、中国の狙いを「日米離間」であると指摘し…。
さらに、福島氏は米中の交渉材料として「日本や台湾、そしてイランや北朝鮮もカードとして利用されている」と指摘。“第三国のことだから関係ありません”ではなく、日本人も自分たちのこととして捉える必要があると語り…。
日本もけして無関係ではない台湾有事の問題を含めて、アメリカと中国の交渉を日本政府はどう受け止め、発言をしていくべきなのか。専門家2人による切れ味鋭いトークはTVerで配信中!











