野村周平 「面倒臭いのが好きなんですよ。」

記憶に隠された真実をめぐるサスペンス・ラブストーリー『マイ・フィクション』。(毎週日曜よる10時15分~、ABCテレビ・テレビ朝日系全国ネット)に出演中の、野村周平さんへのインタビュー後編。野村さんの趣味、過去との向き合い方、大谷翔平選手とやりたいことなど、あれこれ聞きました!
――津村には持久力と執念があります。その原動力はなんなのでしょうか。
愛する人を守ることじゃないですか。津村は、ちょっと理解できない行動をよくするんですけど、それは「愛する人のためなら」ということだと思います。
――ちなみに、野村さんの原動力は?
僕の原動力ですか? えー、(※少し照れくさそうに)ただ芝居するのが好きっていうだけなので、原動力はいらないというか。芝居をするのは自分にとって普通のことなんだと思います。
――お芝居以外にも好きなことや趣味に精力的ですよね。10代の頃から仕事と趣味のバランスがいい人だなという印象です。
趣味が9割方なので、バランスはよくないんじゃないですかね。

――でも、お芝居は好きなんですよね?
芝居は好きです。ただ、趣味にふっちゃってるんで。しかも、バイク、スケボー、BMXと、危ないスポーツしか好きじゃないので、撮影してる側からするとヒヤヒヤもんですよね。「いつ骨折してくんの?」みたいな。
――撮影中は多少安全運転モードになりますか?
いや、安全に運転できるバイクを持っていないので、わかんないっす(笑)。ハーレーとかKAWASAKIとか、じゃじゃ馬しか持っていないので。
――じゃじゃ馬が好きな理由は?
生半可に手懐けることができないので。要は、こいつを乗りこなすには、相当な執念と練習とラブ(愛)が必要だという、そこが好きです。最近はなんでも機械がコントロールして、誰でもすぐに乗れちゃうので、自分が上手いと勘違いしちゃう乗り物が多いと思うんですけど、そんなもの一切付いてない。簡単にいうと、面倒臭いバイクなんです。僕、面倒臭いのが好きなんですよ。
――演じる役も?
そう思います。自分のレベルアップになりますからね。

――今回の『マイ・フィクション』は、過去の記憶をなくした作り物の世界に生きることが幸せではある、という描写もあります。でも、「面倒臭いものが好き」な野村さんとしては、過去をちゃんと背負って、ややこしいものと向き合う人生の方が面白い?
過去は別に背負ってもないですけどね。「過去は過去でしょ」と思っている方なので、いつまでも引きずることもないです。
――「過去を変えられたら、忘れられたらどんなにいいか」というセリフがありますが、野村さんは記憶はそのままに、「過去は過去でしょ」と受け流すんですね。
「そうねえ、もう過去だしね」という感じです。昔のことを考える暇があるなら、「今日は何を食べよっかな」と、未来の楽しいことを考えるようにしています。
――フィクションとリアル、野村さんにとってはどちらが価値がある?
リアルですけど、たまに面白いフィクションも必要だなと思います。映画はだいたいフィクションですし、好きです。面白かったり、中身のあるフィクションは好きだけど、意味のない嘘やフェイクは嫌い、という感じですね。

――旅がお好きなのも、リアル志向だからかなと。
旅は好きですね。アメリカ横断を2回してますからね。友達と2人で、車中泊で。去年は一人で、ハーレーで北海道を一周してました。
――もはや冒険ですね。「面白いフィクション」で、今、パッと浮かぶものは?
昔の映画ですかね、『ディア・ハンター』とか。この間、映画館でやってたから『スカーフェイス』を久々に見ました。外国映画が多いです。フィクションじゃない映画も好きです。最近だと『Michael/マイケル』を見ました。
――ドラマのタイトルにちなんで、野村さんが「こうだったらいいなあ」と思うフィクションは?
昨日考えていたんですけど、大谷翔平さんとキャッチボールしたいですよね。翔平と周平で。大谷翔平さんってやっぱりすごいじゃないですか。仲良くなりたいなって思います。一緒にご飯食べるとか。僕、一個先輩なんですよ、何気に(笑)。
――それはだいぶ気持ちが楽ですね(笑)。そのフィクションをリアルにするために、実際に動きますか?
いや、やらないです。たまたま会ってラッキー! みたいなのがいいですよね。

ドラマ『マイ・フィクション』は、ABCテレビ・テレビ朝日系列で毎週日曜夜10時15分放送。放送終了後、TVerで見逃し配信。



