790円でおばんざい26品とご飯&味噌汁が食べ放題! 客も「あり得ない!」と驚く激安ランチ!「儲からない」とぼやく店主が店を続けるワケは?

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街のおいしい店に潜入し、店主の人柄からにじみ出る人気の秘密を発見するシリーズ「実録!人情食堂」。今回は、大阪・長堀橋にある激安食べ放題が人気のお店を取材しました。

大阪メトロ堺筋線・長堀橋駅の出口から歩くこと5分、オフィスビルが立ち並ぶ一角にある「きいろ」はひときわ目を引く、「ランチおばんざい食べ放題790円」と書かれた黄色い看板!「きいろ」は、安くて種類豊富な食べ放題ランチが評判のお店です。

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ランチタイムにお邪魔すると、カウンターには所狭しと並ぶおばんざいの数々。メンチカツにウインナー、切り干し大根にかぼちゃの煮物、生卵などがすべて食べ放題。さらにご飯と味噌汁もおかわり自由でなんと790円! この安さには、お客さんも「ヤバい」「ラーメン1杯で1500~1600円いく時代ですからね」と目を丸くします。

「きいろ」は、2013年12月に店長の青木正憲さん(47)と林真衣さん(39)の2人がオープンしたお店。お昼は日替わりの26品が並ぶ食べ放題ランチ、夜は居酒屋として営業しています。

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実はこちら、最初は天ぷら・天丼のお店として開業したとか。しかし、「オープンして1週間して気づいたんですね。やばいくらいまずいと(笑)」とぶっちゃける青木さん。客足も遠のく中、10品ほどのおばんざいで食べ放題を始めたところ、これが大当たりに。1週間後には行列ができていたといいます。

【動画】元バーテンダーの青木さん。揚げ物は「イケんじゃね?」と軽い気持ちで始めるも、油の温度などが「鬼難しい」となかなかうまくいかなかったとか

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590円から始めた食べ放題ですが、その後、コロナ禍や物価高騰などで4年前には690円に。昨年2月からは790円に値上げしましたが、「儲けなんかない」「赤字です」「(利益は)2人の生活ができるぐらい」と青木さん。しかし、「むちゃくちゃ助かります」と喜んでくれるお客さんのためにがんばっています。

そんな「きいろ」の1日に密着してみました。青木さんがお店に現れたのは午前10時半ごろ。開店の11時半まで1時間ほどしかありません。聞けば、前日は深夜まで忙しく、今朝は5時起きでサッカーワールドカップを観戦し、そのまま出勤したそうで、「寝不足で」とぼやきながらお店の帳簿をつけます。

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その間に、ご飯を仕込むのは真衣さん。食べ放題とあってご飯の消費量は半端なく、1日に3~4升は炊くそう。そして、ようやく帳簿もつけ終わり、2人で26品の仕込みに取り掛かったのは開店45分前! 手際よく調理を進めます。

青木さんが作っているのは大量の唐辛子を投入した「辛辛焼きそば」。味見をした真衣さんが「辛っ!」と笑いながらも味にOKを出したところで開店時間。早くから並んでいたお客さんが続々とお店に入ってきます。

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兵庫県からやって来たという男性は「この金額でこのクオリティは正直ありえん」「地元にほしかったですね、こんな店」とハートを鷲づかみにされたよう。あっという間に満席になり、昼営業が終わる午後2時までお店は大盛況です。

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夜の居酒屋営業は午後6時から。ドリンクに20種類以上のおばんざい食べ放題がついたセット価格ですが、料金表をよくよく見ると、常連さんも「おかしいでしょ?」とツッコむ不思議な点が…。「2ドリンク+食べ放題」は1550円ですが、「3ドリンク+食べ放題」は1530円。なぜか3杯飲む方が2杯より20円安い奇妙な料金システムで、さらに8杯以上は何杯飲んでも3040円と夜も驚きの安さ。

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店の常連でもある顧問税理士さんは「さんざん言ってきましたよ、慈善事業はやめましょうって」と笑いますが、店の経営は「儲けだけじゃない」と青木さんは考えているよう。これからも長く店を続けながら、青木さんの人柄に引き寄せられるように集まってくる多くのお客さんの「人生を見ていきたい」と話してくれました。

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「実録!人情食堂」は、7月6日(月)放送の『newsおかえり』(ABCテレビ 毎週月曜~金曜午後3:40~)で紹介しました。

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『newsおかえり』YouTubeチャンネルで配信中

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