元カノの結婚、お気に入り店の閉店…ロックバンドRe:nameのヤマケンとABC新貝アナが実体験から語る“エモい”の新解釈とは?
6月26日(金)に放送されたABCラジオ『金曜スペシャル 新貝まゆのしんかい釈』。この日の放送では、アナウンサー2年目の新貝まゆアナウンサーに加え、スペシャルゲストとして大阪発のスリーピースロックバンド「Re:name(リネーム)」のヤマケンさんが登場。SNSを中心によく使われる言葉「エモい」をテーマに、それぞれの実体験から独自の深掘りを行い、新たな解釈を導き出した。

行列店の突然の閉店が教えてくれた「別れは好きの答え合わせ」
番組冒頭、新貝アナは自身が大阪に来てからの2年間で最も通い詰めたという、近所の麻婆豆腐店のエピソードを披露。ある日ふと思い立って店へ向かうと、そこには見たこともない大行列が。そこで初めて「今月で閉店します」という貼り紙を目にしたという。
「いつもと同じ見た目で、同じ香りで、同じ味なのに、昨日は全然違って1口が本当に特別な味がした」と振り返る新貝アナ。
麻婆豆腐を食べながら、慣れない環境で必死だった頃や、仕事がうまくいかなくて悔しかった帰り道など、自身の2年間がお店の思い出とともに蘇ったと語る。
「当たり前にそこにあるうちは大切さに気づけないけれど、別れた瞬間に大切な存在だったと分かる。だから、別れは寂しいものかもしれないけれど、自分の中にある『好き』を教えてくれる“好きの答え合わせ”なのかなとも思いました」と、切なくも温かい独自の解釈を語った。

元カノの結婚、チェコ一人旅…実体験から語る「エモい」の解釈
続いてスタジオには、バンド活動をはじめ、Podcast配信やエッセイ、小説の執筆、本屋さん作りなどマルチな媒体で表現を続けるRe:nameのヤマケンさんが登場。「エモい」を新解釈していくにあたり、ヤマケンさんは最近あった友人の結婚話から、自身の不思議な心理を告白した。
かつてお付き合いしていた方の結婚を知り、少なからずダメージを受けた一方で、歌詞を書くパワーが湧いてくる自分に「ダメージを食らっていることにワクワクしている自分がいる。書くパワーが欲しいと思ったときに『来た来た』と思ってしまう節がある」とクリエイターとしての職業病を明かしスタジオを笑わせた。
その後、その方とお付き合いを始めた日に一緒に観た映画『ちょっと思い出しただけ』を改めて見返したというヤマケンさん。当時の自身の緊張感や記憶がフラッシュバックし、その時に映画レビューに5点満点をつけて「またいつかこの映画を観る時があるのかな」と残していた過去のコメントを見つけ、深く心が動かされたと言う。この時に「自分の人生の中にこういう瞬間があってよかったなと思い出す瞬間がエモいだと思った」と解釈した。
さらに会社を辞めた3日後にチェコへ2週間一人旅に出た経験を重ね合わせた。 「人からどう見られるかではなく、逃さなかったと自分で思えること。30歳、40歳になってもあのタイミングで行けてよかったと思えること。それを懐かしむことこそが僕の思う『エモい』に近い」と語るヤマケンさんの持論に、新貝アナも「逃していたかもしれないものを抱きしめられた瞬間こそが最上級のエモいですね」と共感した。

さらに番組の後半ではヤマケンさんが「エモい一曲」として、サザンオールスターズの初期の名曲『女呼んでブギ』を選曲。一見すると過激で刺激的な歌詞のこの楽曲が、なぜ「エモい」に繋がるのか、2年前のライブ上映での出来事が語られた。
インタビューの全編はradikoタイムフリーやSpotify、ApplePodcast、YouTubeほか各種Podcastでお聴きいただけます。




