漁協の事務所がカフェに大変身! プロデュースしたのは和歌山大の現役学生2人 阿尾漁港を“漁師めし”と手作りスイーツで活性化!?
和歌山市内から南へおよそ1時間。海と共に生きる小さな漁師町の日高町阿尾に、去年5月、カフェ「海の駅 あお」がオープンしました。週末と祝日のみ営業するカフェを切り盛りするのは和歌山大学の現役学生の2人です。大学院で観光学を研究する大前陶子さんと、大学で化学を学ぶ中里花奈さん。学業とカフェの二刀流です。
営業日の朝は魚を仕入れるため、朝7時に地元の鮮魚店へ向かいます。日高町は高級魚クエの本場として知られていますが、店で使うのは港に揚がったタイやグレなど、親しみやすい近海の魚が中心。仕入れを終えると、開店の準備に取り掛かります。大前さんはランチの仕込み、中里さんはスイーツ作りを担当。なかでも、魚料理は地元の漁師さん仕込みで、煮付けや漬け丼、ハタのお刺身といった海の恵みが存分に味わえると、常連さんからも評判です。
とはいえ、かつては魚を捌くこともできなかった彼女たち。オープン当初は苦労もありましたが、今では立派に店を切り盛りしています。カフェがあるのは阿尾漁港の目の前。実は建物は、取り壊しが決まっていた漁協の事務所でした。解体を知った大前さんが、阿尾を盛り上げたいと、地元の漁師さんや大工さん、仲間たちとリノベーションして完成させた店なのです。
珈琲やスイーツにもこだわり、食材を厳選。今回は和歌山県かつらぎ町にある、まるひで農園の北岡さんを訪ねます。大前さんが大学生の頃に出会い、「柑橘を使うなら絶対にここ」と決めていました。早速、仕入れたネーブルと水晶文旦を使い、3月発売予定のスイーツ作りに取りかかります。独学でスイーツを作り始めた中里さん。和歌山産の柑橘をたっぷり使い、どんなスイーツを生み出すのでしょうか?新作スイーツを、柑橘を育てたまるひで農園の北岡さんご夫婦に試食してもらいました。
2人が目指すのは、地域の人に何度も足を運んでもらい、繰り返し味わってもらえるスイーツです。大前さんはサークルの後輩と、新たな取り組みに向けて準備中です。「地域を元気にしたい」、その思いから比井崎漁協が初めて開く朝市に参加。多彩な出店が並ぶなか、「海の駅 あお」は、手作りスイーツを携えて出店します。
しかし、今年3月、大前さんが就職を機に大好きな阿尾を離れることになりました。青森の旅行会社への就職が決まり、決心したのです。お店は中里さんがひとりで続けることに。「あお」を去る前に、大前さんが叶えたかった夢に挑みます!
「LIFE~夢のカタチ~」は、2月28日 土曜 午前11時から放送。(ABCテレビ/関西地域で放送、TVer見逃し配信あり)










