『探偵!ナイトスクープ』あの“呑み鉄”俳優と旅をしたい!5歳児があこがれの人と15分間の鉄道2人旅に出発進行!

『探偵!ナイトスクープ』(ABCテレビ)に、中国・江蘇省在住の女性(33)から、「5歳の息子の夢を叶えてほしい」という依頼が届く。「六角精児さんと一緒に旅をしたい」「鉄道に乗りながらお酒を飲む六角さんと乾杯をしたい」という実に渋い夢に、スタジオがどよめいた。息子さんは3歳で電車好きになり、俳優の六角精児が鉄道で日本各地を旅する番組「呑み鉄本線・日本旅」(以降「呑み鉄」)をきっかけに、六角の大ファンに。

エース(バッテリィズ)探偵が、一時帰国中の依頼者親子を訪問した。阪急電鉄の制帽を被り、プラレールを走らせ、「呑み鉄」の番組ガイドブックを愛読し、お母さん特製の六角精児人形を愛で、六角精児バンドのTシャツを着用した5歳児は、鉄道と六角精児への愛の塊だ。七夕の短冊に書いた願い事は「ろっかくせいじさんになりたいです」。メガネやとぼけた話し方にも、六角に通じるものがあるような……?

「呑み鉄」の主題歌「ディーゼル」(by六角精児バンド)をご機嫌で歌っていると、2番の途中でご本人が歌いながらサプライズ登場! 5歳児が驚きすぎて腰を抜かしてしまった。

5歳児は大好きな六角を前に恥ずかしいのか、エース探偵から「六角さんと旅に行きたい?」と提案されると、「チャンス掴めばいいんだけど…」とモジモジ。六角が「目の前にチャンスあるじゃないか!」とエールを送る。

5歳児は勇気を出して、六角と一緒に「呑み鉄」2人旅に出発進行! 水間鉄道(大阪府)の貝塚駅から終点の水間観音駅まで、わずか15分間の鉄道旅だ。エース探偵と依頼者は少し離れた距離から見守ることに。車窓の風景を楽しみながら六角と乾杯するという夢が早速実現した。つまみは「呑み鉄」でも六角が食べている好物の魚肉ソーセージだ。水間観音駅で下車した2人は自然と手を繋ぎ、「呑み鉄」のように名所を目指す。


水間観音での参拝で、左手を骨折して手が合わせられない5歳児の手を、六角が両手で包むように手を合わせる。優しい。

そして居酒屋へ。「僕はくるみのアレルギーがあってね」と事前に伝えるしっかり者の5歳児は、軒先に並ぶピーマンを見て「ピーマン(も)アレルギーで」と発言する。だが、依頼者(母親)曰く「ただキラいなだけ」とのこと。なんという賢さ……!

まずはジュースと日本酒で乾杯だ。一口飲んで「やっぱりこの時が最高ですよね」としっかりとコメントし、水間鉄道の旅を「楽しかったぁ…」と噛み締める。

ここで、この日最大の試練が訪れた。六角が「おじさんはね、ピーマンが大好きなんですよ」と、ピーマンをむしゃむしゃと食べている。そして言われてしまった。「ピーマンを食べたら、オレ(六角精児)になれるよ」と。

短冊に書いた「ろっかくせいじさんになりたいです」という願い事を叶えるチャンスが目の前にあるが、ピーマンは食べたくない。悩んだ末にサーモンの刺身を1回挟み、とうとうピーマン(の欠片)を口に入れた! モニタリングする依頼者が「初めて食べました」と目を丸くする。


愛の力で苦手を克服し、「六角さんになれるわ。果たしてなってええのかわからないけど」と本人のお墨付きを得て、リトル六角精児が誕生した!
なお、この依頼VTRは、11月28日に放送された『探偵!ナイトスクープ』で公開された




