『新婚さんいらっしゃい!』“3万円で北海道”に釣られて!?婚活イベントに参加した妻。そのハートを射止めたのは、ちょっと天然な夫!?
11月30日(日)に放送された『新婚さんいらっしゃい!』は、北海道・東部に位置する別海町での出張収録第二弾!
ここで、別海町についておさらいしよう。
【北海道別海町とは】
●面積は東京23区のおよそ2倍!
広大な大地が広がる自然豊かな街には、野生動物が多く生息している。
●人の数より牛の数が上回る!? 生乳生産業日本一!

人口約1万4000人に対し、乳牛の数は約11万頭!
人口のおよそ7倍もの乳牛が飼育されているという、全国有数の酪農地帯。
さて、MC藤井隆と井上咲楽が出張収録回恒例の街歩きとして選んだのは、そんな別海町の魅力を存分に堪能できる『道の駅おだいとう』。
フレッシュな生乳や海の幸、アイスクリームなどもいただけるこの道の駅の特徴は、総務省が地域振興のために取り組んでいる「地域おこし協力隊」という制度を活用していること。地域おこし協力隊とは、都市部から過疎地域へと住民票を移し、その地域のために活動する人たちのことだ。つまり、ここで働いているスタッフのなかには、都会から行政の後押しによって移住し、大好きな別海町のPRに尽力している人たちがいるのだ。
今回の新婚さんも、こんなふうに行政がキューピットとなって誕生したカップルだ。
夫は、地元・別海町の酪農家。夫の父と親子で営む牧場は、東京ドーム13個分という広大な土地に、1.100頭近くの牛を飼育しているという。この牛たち、夫が独特な鳴き声を呼ぶと、ぞくぞくと寄ってきてくれるのだ!
そんな生き物や大自然とともに365日生きている夫に対し、妻が暮らしていたのは大阪。
ふたりはどのようにして結ばれたのだろうか? 妻の出身地は、大阪府枚方市。実は、枚方市と別海町は1984年以来、41回の開催で97組もの成婚を誇る婚活イベントを開催しているのだ。
枚方市といえば、現存する日本最古の遊園地『ひらかたパーク』(通称:ひらぱー)があるところで有名だが、そこで長らく開催されてきた『枚方大菊人形』も名物のひとつ。この婚活イベントの名は、そんな枚方市の代名詞である「菊」と別海町の大地を表す「緑」を冠して『菊と緑の会』と渋めのネーミングだ。
(※女性は枚方市民に限らず、大阪府内から参加可能)
そんな歴史ある婚活イベントの存在を以前から知っていた妻は「30歳を過ぎ、そろそろ身を固めたい」と、このイベントに参加。まさに、このイベントに未来を賭けていた———わけではなく「北海道に3泊3万円で行けるなんて♪」と、ライトな動機で参加していたらしい!?
さて、顔合わせの前に、写真なしの参加者プロフィールが渡されるというこの婚活イベント。
同じく30歳を過ぎ、酪農業に勤しむ毎日で出会いがなく、そろそろ相手が欲しい! と参加した夫は、妻のプロフィールを見て
「結婚を前提みたいな感じの文章の書き方をしていたんで、結婚したいんだなって思って、この人だ!」と思ったのだとか。
そんな純粋な夫に、MC藤井隆は
と即ツッコミ。
対して、妻が見た男性陣のプロフィールには、
牛の数と土地のヘクタール数が書かれているだけ!
独特すぎるプロフィールにピンとこないものの、会話は弾み、見事マッチング成立となった。
その後、ふたりは結婚を前提に交際をスタート。昨年8月には、なぜか夫がやらかした「プロポーズ事件」を経て……
晴れて、今年2月にゴールインした。 現在、妻は広大な自然が広がる牧場で、夫とともにストレスフリーな新婚生活を満喫中だ。
終始、しっかり(ちゃっかり?)者の妻と、大自然に育まれたちょっと天然な夫に、MC藤井隆のツッコみが冴え渡った今回の『新婚さんいらっしゃい!』(ABCテレビ・テレビ朝日系列)。
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