「闇落ちヤンデレ化」の原因とは…もう一人の“勇者”冬真(CV:永塚拓馬)の異常な執着に震える『異世界召喚は二度目です』第9話
アニメ『異世界召喚は二度目です』第9話で、セツ(CV:土岐隼一)と冬真(CV:永塚拓馬)ら仲が良かった元勇者たちの過去が描かれた。元々気弱な性格をしていた冬真が、セツに対して異常な愛情や嫉妬を募らせて敵になった「闇落ちヤンデレ」展開が衝撃的……!
物語の主人公は、元勇者「セツ」こと高校生の須崎雪。かつて彼は、何者かによって戦争中の異世界に召喚された。戦乱を収めたセツが、勇者としての記憶と力を持ったまま元の世界に戻るも、再び戦争が始まった異世界に召喚させられるストーリーだ。
9月2日深夜に放送された第9話は、セツの“一度目の異世界召喚”に焦点を当てたストーリーだった。当時、セツと一緒に異世界に召喚されたのが、銀髪が特徴的な少年・冬真だ。突然のことで戸惑う冬真にとって、何があっても堂々としているセツは非常に頼もしい存在だった。あこがれのセツから「2人だけの仲間」「同郷の兄弟」と認められた冬真は、2人で異世界を救うために勇者となった。
セツと約束した世界平和のために剣を振るい続けた冬真は、やがて王国の騎士として叙勲されるまでに成長し、多くの人々から「白銀の勇者」と呼ばれて尊敬された。常に穏やかな冬真だが、敵には一切容赦ない。降伏する敵を平気で殺して血にまみれる彼は、まるで悪魔のようだ。
そんな冬真は、怪しい神殿で謎の力に触れて闇に落ちてしまった。セツが他の仲間たちと楽しそうにしている姿に激しく嫉妬し、「一緒に元の世界に戻ろう」という誘いを彼に断られて絶望し、暴走することに!
「セツは僕だけを見てくれていなくちゃ」「人類も魔族も獣人も全部殺しちゃおう」「僕とセツ以外この世界に誰も必要ない」「他の人に取られちゃうくらいならいっそ……」などと、高笑いしながらセツに剣を向ける冬真……。愛情、友情、孤独、失望、嫉妬などが複雑に絡み合った冬真の激情に、背筋が凍った視聴者は多いだろう。
かつての大切な仲間である冬真のことを「ヤンデレ野郎」と呼び、彼と戦う決意をしたセツ。2人が“二度目の直接対決”を繰り広げるまでの物語に目が離せない。 アニメ『異世界召喚は二度目です』は、岸本和葉と嵐山による同名コミックが原作。2023年4月に放送され、7月8日深夜からABCテレビにて再放送中(毎週土曜深夜2時30分~)だ。動画配信サービスTVerでは、再放送の見逃し配信を実施中。
「僕とセツ以外この世界に誰も必要ない」「他の人に取られちゃうくらいならいっそ……」 もう一人の“勇者”冬真(CV:永塚拓馬)の「闇落ちヤンデレ」展開が恐ろしいアニメ『異世界召喚は二度目です』を無料配信中