「僕は完全に清廉潔白」「でもですよ?」“公金還流疑惑”の維新・藤田共同代表を、社会学者・西田亮介氏が徹底追及!/「正義のミカタ」YouTube
ニュースの正しいミカタを徹底解説する情報バラエティ番組「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」(ABCテレビ)。東留伽アナウンサーがMCを務める番組公式YouTubeチャンネル「正義のミカタチャンネル」に、“公金還流疑惑”渦中にある日本維新の会・藤田文武共同代表がゲスト出演した!
11月8日の「正義のミカタ」生放送でも藤田氏に鋭い質問をぶつけた社会学者・西田亮介氏が、番組終了後に収録されたYouTube配信で、藤田氏をさらに追及している。
しんぶん赤旗によって報じられた、公設第1秘書が代表を務める会社へのビラ発注問題。報道を受けて11月4日に藤田氏は国会で会見を開き「法的にはどこから切り取っても適正」と説明。4日後に生出演した「正義のミカタ」内でも「還流ではなく発注」と疑惑を否定していた。
YouTube配信の冒頭、東アナに「もうちょっと掘りたかったなっていうポイントとかありましたか?」と聞かれた西田氏は「オンエアではあれで十分なんじゃないか」としながらも、「それはそれとして藤田さん、なんで怒っちゃったんだろう?」と、4日の会見の場で藤田氏が記者とケンカ腰のやりとりを繰り広げた背景が気になる様子。
藤田氏は生放送内で「建造物侵入のようなフリーのジャーナリストがいて」「秘書とか秘書の家族にまで(自宅に押し掛けて取材を)するのはおかしいやろって、かなりムカついていた」と語っていたが…。
藤田氏は議員になって6年ほど。公設第1秘書の人物は藤田氏が議員になった時から秘書を務めているそうだが、「友人関係で言うともう20年近い」と藤田氏は付き合いの長さを語る。西田氏に「すごいシゴ出来の(仕事が出来る)方なんですよね?」と問われて頷いた藤田氏は、その人物の仕事を「コンサル業みたいなことをしてる」「いろんな会社を支援したり、自分もその店舗をプロデュースしたり、プロジェクトをマネジメントしたりとか」と説明し、そうした仕事に「だいたいまつわってくる」ビラなどを手掛けたりしていると話した。
今回、共産党の機関紙・しんぶん赤旗が報じた記事について東アナは「かなり盛っている部分、悪意があるんじゃないのかなっていうのが藤田さんのご意見だと思うんですけど、ここまで対立関係になるのはなんでなんでしょう?」と疑問を口にする。
「維新は保守系だからですね」と言う西田氏に、藤田氏が「どうですか?西田先生。なんでですかね」と水を向けると、西田氏は「やっぱり保守系の皆さんと共産党系の皆さんっていつも戦ってらっしゃるから、やっぱり相性悪いんじゃないでしょうかね」とコメント。
藤田氏は「やっぱり議員定数削減は大きいなと思っていて」「赤旗の記事もね、出だしが議員定数削減に対する批判から僕の個人の問題を取り上げている」と指摘した。
ここで「この公設秘書の問題、ちょっと気になるのは…」と切り出した西田氏。
「(維新の会に)割と自ら律していかれるっていうのか、そういう側面がある中で、今回新しい内規を作るっていうようなことにとどまってて。再発防止とか、今どうなってるんだろうとか、そういうことに関する言及があんまりないのはなんでなんだろうって」と維新の対応への印象を語る。
さらに西田氏は「やっぱり維新の場合、公設秘書をめぐる問題が相次いでいるっていうところはあると思うんですよね」と過去に報じられた維新の議員秘書の事案を挙げる。
そして「他にもまあ実は挙げていくとちまちまとある」「もうちょっと踏み込んだ対策を自ら打ち出されると、グッと『改革してんな』っていう印象強くなると思うので。今のところそういう案って出てないっていう…提案されてないですよね」と続けた。
これに対し、藤田氏は過去の報道を踏まえて“やめましょう”と議員内での申し合わせがなされ「一歩線引きができた」と釈明。「法律があり、法律よりも厳しい内規を僕らが作り、あとは倫理規定みたいな。すごくファジーなところをどこに線を引くかっていうのは、これは多分都度都度(問題が)出て来て整えていくということしかないのかなと思う」とコメント。
その後も今回の疑惑について「後ろ暗いことがあったら私はやってませんこれ、最初から」「僕は完全に清廉潔白で、しかも正しく、高くもなく安くもなく適正で、堂々と公表しようと思ってやってきた、というのが事実ですね」と話す藤田氏。
そこに、西田氏が笑みを浮かべながら「でもですよ? でもですよ?」と物申す!
「別に法律には書かれてない。だけれども、維新の皆さん自ら内規でそういうこと(親族に対して発注しないルール)を作ってらっしゃった。じゃあ20年来の友人はどうなのか」
「これ会見の時なんですけど、藤田さんは(公設秘書について)スーパーパーソンだ、もっと高い給料を出したいんだっていうこともおっしゃってるんですね。そうであれば…」
「やっぱり秘書給与法の改正を提案されるのが筋。だけれども今日に至るまで、そういうアンテナは藤田さんも維新からも出てきていないと。で、さらに言えば……」
淀みなく疑問を繰り出し続ける西田氏に、藤田氏はどう答えるのか!?
西田亮介氏と維新・藤田共同代表による25分間の“生放送延長戦”は、YouTubeで完全ノーカット配信中!











