ショック!古川昌希アナ卒業に「やだやだやだ」「ふるぽん寂しい」の声続出…最後の謎は大阪・大東市住道“何を照らすか分からない電灯”

ABCテレビの古川昌希アナウンサーが、情報番組『newsおかえり』(毎週月曜~金曜午後3時40分、ABCテレビ)、そして同番組内の人気コーナー「なんでやねん!?」を卒業することに! 前身の番組から13年も謎解きを続けてきた古川アナが最後に挑んだのは、大阪府大東市住道の秘めたる歴史だった。
【TVer】古川昌希アナ、卒業回でも実は序盤で答えを口走っていた! “ふるぽんらしさ全開”な推理シーン


「今までお世話になりました!」と感謝する古川アナに、これまで一緒に謎解きをしてきたA.B.C-Zの塚田僚一は、「もうね、こんなに100点を取りたいと思ったことはない……(100点)取りますよ!」と熱く宣言! 古川アナの後任である入社11年目の福井治人アナも加わり、3人はJR住道駅(大阪府大東市)の南側に向かった。


古川アナが最後に挑んだ謎は、“何を照らすか分からない電灯”。謎の電灯は、住宅街の一角のレトロな趣を感じる塀の上に、ポツンと佇んでいる。その塀は、かつてあった何かの施設の門柱のようだ。さっそく古川アナたちは、周辺の集合住宅街を調べ、さらには駅の北側まで調査範囲を広げた。


やがて古川アナたちは、立派な鉄扉がある住道新橋を発見。住道新橋は、川の水位が上がると鉄扉が閉まり、橋が上昇する設計だ。住道新橋は、恩智川と寝屋川の合流地点に位置するため、塚田は「(過去に)川の水害とかもあったのかな」と推測。古川アナも同意し、「水害で流されて結果的に残されたのがあの電灯」「水害の悲惨さを伝える電灯」と予想した。

歴史探訪プランナーの森なおみさんいわく住道は、「昭和47年7月に豪雨があり、寝屋川が氾濫して、駅周辺も大きな被害を受けた」という。しかし、水害と謎の電灯は無関係!

森さんによると謎の電灯は、「住道になくてはならない産業の名残」だという。その産業は、「明治に工場ができ、昭和20年頃には住道町の人口5000に対してなんと3000人が従業員だった」そうだ。さらに森さんは、「電灯よりも南側に行ってください」「“たいていの子どもが好きなもの”があります。それが見えたら小道があるので、その周辺を調べたらバッチリ」と、古川アナたちにアドバイスした。


アドバイス通り南へ向かった古川アナたちは、サクラクレパスの大阪工場、その近くの小道を抜けた先で、今はパナソニックの子会社となった三洋電機の工場跡を発見! 住道を支えた産業=三洋電機、謎の電灯=「三洋電機の工場にあった門柱の電灯」という最終予想を立てた。


自信満々な古川アナたちだったが、彼らの推理の結果は100点満点中……まさかの0点! 3人に森さんがたどり着いてほしかったのは、入口前に“たいていの子どもが好きなもの”であろう消防車のおもちゃが飾られていた大東消防署だ。その近くの小道の先には、鐘紡株式会社の石柱がある。つまり、住道を支えた産業とは紡績で、謎の電灯は鐘紡の住道工場の門柱についていたものだった。

明治32年にできた鐘紡の住道工場によって、当時は住道だけでなく、大東市全体が発展。しかし、化学繊維の普及で紡績は衰退し、工場は昭和50年に閉鎖された。現在その工場跡には、公民館や消防署、たくさんのマンション群が建っており、広大な敷地だったことを物語っている。

0点で「なんでやねん!?」卒業となった古川アナは、VTRを振り返って非常に悔しそう。スタジオ一同から、「有終の美を飾る素晴らしい推理でしたよ!」「いい意味での集大成でしたね!」と声を掛けられると、「まあ、なんでやねんっぽいか!」と笑みがこぼれた。そして最後に古川アナは、「このコーナー自体は、『newsおかえり』の前の『キャスト』という番組からずーっと続いておりまして、丸13年お世話になりました。番組がリニューアルしてもコーナーが残り続けられたのは、ひとえにご覧いただいた視聴者のみなさんのおかげだと思っております。ありがとうございました」とカメラに向かって挨拶した。

ちなみに、古川アナ卒業回となった「なんでやねん!?」8月26日放送回には、タレントの河合郁人も駆け付け、“NDYトリオ”が集結! 古川アナは塚田と河合にも、「4年前から加わっていただいた河合さんと塚田さんのおかげでもあります。本当に楽しかったです、ありがとうございました!」と感謝した。

古川アナの卒業を悲しむ視聴者は多い。X上は、「古川さん今日で!? 今日で終わりなの?! やだよ! やだやだやだーーー」「ふるぽん寂しい」「古川アナウンサーが卒業なんて寂しすぎます キャストの頃から見ていたのに! まさになんでやねん!?という気持ちです」「古川アナの声質好きだし卒業寂しい」「古川さん卒業がショックすぎます……」といった声でいっぱいだ。
