愛されぽっちゃり少年が破滅をもたらす運命の美女(?)に進化!? ダイエット大作戦、スタート!『ファムファタル育成計画』
実力派ライトノベル作家とイラストレーターがクリエイティブスタッフに名を連ね、1話5分×4連作でおくるショートアニメプロジェクト『週刊ラノベアニメ』。このうち、『薬屋のひとりごと』の作者としても知られる日向夏が原作を手掛ける注目作が『ファムファタル育成計画』だ。脚本を川岸殴魚、キャラクターデザインを桶乃かもくが担当している。
日向夏といえば、謎解きとファンタジー要素のある作品を得意とする作家。となれば『ファムファタル育成計画』もファンタジックな作品が来るのでは?と予想する人も多いはず。が、初回放送ではその予想を気持ちよく裏切り、“愛されぽっちゃり”少年がダイエットしてファムファタル(?)を目指す!というアニメが展開された。
玉のように愛らしい男児として女系一族に誕生した主人公の祐樹(CV:山下大輝)。愛情表現としてごちそうをたくさん与えられた結果、身長170センチ&体重95キロという“玉のような体系の高校生”へと成長した。原作の日向夏いわく“光属性の巨漢”主人公だ。
祖父母宅でごちそうをほおばる祐樹に「少しは痩せるとか考えたら? 高1でこんな恰幅がいいとか、洒落になんないんだけど」と声をかけたのは、従姉で元読者モデルの雪子(CV:近藤玲奈)。
その妹の華実(CV:白砂沙帆)と雪子から、昔から可愛がっている従妹の月乃(CV:松田颯水)がクリスマスに年上の彼氏にフラれ、部屋に引きこもっていると聞かされた祐樹。
月乃の部屋の前からドア越しに、月乃に向かって「そいつの見る目がないだけでお前は可愛い。お前が本気出せばミスジャパンだって夢じゃない!」と励ます祐樹。すると月乃から、思わぬ言葉が…。
「だったら、自分がやってみてよ。痩せて別人みたいになってみせてよ! どうせできないでしょ?」
その言葉に、祐樹は宣言する。
「俺は月乃のためなら何だってできる。俺は痩せる!
痩せて、綺麗になって、俺がその先輩とやらを惚れさせてやる!!!」
「………ハァ!?!?」
「でもって、月乃をフッたことを手ひどく後悔させてやるから待ってろ! その先輩とやらを破滅へと引きずり込んでやる!」
ファム・ファタル。相手を破滅に導く魔性の女。
祐樹はそのファム・ファタルを目指して、ダイエットを決心したのだ。
祖父母宅から走って帰宅する祐樹だが、水を買おうとした自動販売機でついついハイカロリーのドリンクに手を伸ばしてしまう。
ファム・ファタルへの道は遠い。
祐樹は果たして、ダイエットを成功させ、月乃の仇を討つことができるのか!?
次回以降、一体どんな展開が待ち受けているのか?
光属性の巨漢少年が明るく前向きに奮闘する、予想不能なダイエット(?)アニメが開幕!
本作『ファムファタル育成計画』のほか、アニメ4本が連続で展開される『週刊ラノベアニメ』は、ABCテレビ・テレビ朝日系列全国24局ネット『ANiMAZiNG!!!』枠にて放送。TVerでも無料配信。「タテドラ」、「Renta!」、「million」などショートドラマプラットフォームでは縦型アニメーションとして配信中。

なお、『ファムファタル育成計画』第1話は7月12日深夜に放送された。
