妹が誘拐され、姉は母をかばって血まみれ…絶望ヒロイン王女に視聴者「涙が止まりませんでした」/『キミ戦』SeasonⅡ第8話
妹が王家の人間に誘拐され、姉が敵から母親をかばって血まみれに、さらには……!? アニメ『キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦』(ABCテレビ、以下『キミ戦』)SeasonⅡ第8話で、ヒロインの王女が今までにないほどの絶望を味わう展開に。ショッキングなシーンが、多くの視聴者に衝撃を与えた。
【動画】2国の大迫力バトルに加え、終盤のカーチェイスに視聴者驚き
アニメ『キミ戦』は、超大国「帝国」軍の剣士イスカ(CV:小林裕介)と、星霊使いたちの国「ネビュリス皇庁」の王女「アリス」ことアリスリーゼ・ルゥ・ネビュリス9世(CV:雨宮天)が中心人物。戦場で出会った敵国同士の2人が惹かれ合っていく姿を描く。4月12日深夜からABCテレビにて、同アニメのSeasonⅡの放送が始まった。
帝国と皇庁の戦いが激化した第8話で、最悪の出来事が多発した。アリスの妹シスベル・ルゥ・ネビュリス9世(CV:和氣あず未)が、ルゥ家の失墜を企む王家の人間に誘拐されたのだ。
さらには、アリスたちの姉イリーティア・ルゥ・ネビュリス9世(CV:沢城みゆき)にも動きが。イリーティアといえば、皇庁の第1王女ながら帝国軍を利用して、自国の破壊を目論んでいる。家族を愛しているものの、皇庁を改革するために、母であり現女王ミラベア・ルゥ・ネビュリス8世(CV:久川綾)へ帝国軍を仕向けた。
計画通り、ミラベアは使徒聖第1席のヨハイムに追い詰められたが、そこにイリーティアが現れて事態は急変。イリーティアは、ミラベアをかばって大剣で斬られたのだ。その数秒後に駆け付けたアリスは、血まみれのイリーティアと、気絶しているミラベアを見て絶句……。「私が甘かった。だから、お母様もイリーティアお姉様も守れなかった。やはり帝国人というものは、滅ぼすべきものだった!」と心の中で呟き、ヨハイムへ怒りのまま攻撃した。
しかし、1枚も2枚も上手だったヨハイムによって、アリスは罠にはまり、失意のどん底に。「私が助けるはずだったじゃない! お母様もイリーティアお姉様も……!」「なのに、なんでこれっぽちも上手くいかないの!」「この一番大事な時に、私はなぜ誰1人として救えないの……!?」と、アリスは己を責めつつも、その憤りの矛先を帝国に向けた。
衝撃展開に、多くの視聴者がザワついたのは言うまでもない。X上には、「シスベルは誘拐、王妃も斬られ、イリーティアはかばって斬られ、助けに向かったアリスの車は爆発。辛すぎました」「何かえらい事になってきたがコレもイリーティアお姉様の思惑通りなの?」「大切な人を守れず自分を責めるアリスに涙が止まりませんでした」「何もかもが空回りしてしまったアリスの絶望の表情がしんどい!」といった声が続出した。
なお、『キミ戦』SeasonⅡ第8話は、5月31日深夜に放送された。『キミ戦』は、著:細音啓、イラスト:猫鍋蒼のライトノベルが原作。同アニメのSeasonⅡは、ABCテレビにて毎週土曜深夜2時30分より放送している。
