大仁田美咲アナ　「この番組にアナウンサーはいらない」神田正輝さんから教えられたこと

2024.12.22

こんにちは！日本一陽気なオフィスレディ喜多ゆかりです。今回は、『M-1グランプリ』でレポーターを務めた大仁田美咲アナインタビュー前編。『旅サラダ』で共演していた神田正輝さんとの思い出、そしてつるっつるのお肌を保つ秘訣についてもお聞きしました。

――アナウンサー試験は、東京の放送局も受けたんですか？

東京も受けました！でも、ほとんどエントリーシートか一次面接で落ちてしまい、全然ダメでした。

東京を受けたときは、理想の自分を演じてしまってミスコンの話や大学のことなど、真面目な話しかできませんでした。自分らしさが全然出せていなかったですね。でも、東京の局に全て落ちたときに、「もう、この先は楽しもう！」と吹っ切ることが出来ました。

就職活動は、コロナ禍だったので、ABCもオンラインでの面接ではありましたが、大好きなお酒の話を熱く語りました。例えば、日本酒が苦手な人に大好きになってもらえる方法、飲む器によるお酒の味わいの違いなど、とにかく好きなものを自分らしく伝えることができたんです。最終試験では、役員の方に「もうお酒の話はいいから、他に気になるニュースある？」と聞かれてしまい、お酒の話しかしていなかった自分に気付いて、そこで初めて、時事ニュースについてお話したぐらいです。（笑）

――お肌ツルツルですね！美容で気をつけていることは？

とにかく肌を休ませるようにしています！

テレビに出る時は普段より厚めにファンデーションを塗ることが多いので、荒れないように本番ギリギリまでファンデーションを塗らなかったり、ロケの合間に一度落として、しっかり保湿してからもう一度塗ったりしています。休憩時間が5分でもあればやっています。

あとは共演者の皆さんから情報をもらうことが多いです！

『旅サラダ』で共演している松下奈緒さんからはとにかく強力な加湿器を教えていただき、空気が乾燥するこの時期は毎日欠かさず使っています。

また、『newsおかえり』で共演している松尾諭さんには体に良い食べ物を、てぃ先生にはサプリ情報、藤井サチさんには最先端の美容事情を教えてもらっています。中でも、アナウンサーの先輩である美容オタクの古川昌希アナから勉強させていただくことが多いです。

古川アナは、保湿することをすごく大事にされていて、メイクの上からでも保湿が出来るスプレーやメイクテクなどを教えてもらいました。特にメイクを落とすことに関しては厳しくて「絶対にこすらないで、浮かせてから落とす」ということを周りのアナにも指導されています（笑）。３７歳で、女性の私が見てもうっとりするくらい本当にキメが整っていて艶やかです。

――『旅サラダ』では、神田正輝さんと共演されていましたよね？

まさか人生の中で、あの神田正輝さんと仕事をさせていただける日が来るとは思わなかったです。

初めてお会いした時は、神田さんを目の前にして頭の中が真っ白になったのを覚えています。「私、本当にテレビの世界に来たんだ…！｣と、テレビ局に入社した実感が湧きました。ガチガチに緊張した私に対し、神田さんは「美咲、頑張るんじゃなくて、楽しんで」と初日からとても気さくに接してくださりました。毎週ゲストが楽しめるような明るい雰囲気づくりを自然にされていたのがとってもクールで素敵でした。もちろんダジャレも含めて…！

私は「お酒が大好きなので、いつか神田さんとお酒をご一緒したいです！」と言い続けていたのですが、叶ったのは神田さんがご卒業される直前。神田さんオススメのシェリー酒で乾杯させていただいたんです。

印象的だったのは、「この番組にアナウンサーはいらない」という言葉でした。「え、私は出なくていいってこと！？」と少しショックを受けたのですが、そうではなく、「この番組では、アナウンサーの大仁田美咲じゃなくて、素の大仁田美咲でいいんだよ」という意味でした。その言葉からも「楽しむことを忘れないで」という神田さんの優しさを感じました。

ただ、そのあと「(この番組では)もうアナウンサー辞めます！」と大きな声で言ってしまったので、プロデューサーから鋭い目つきで見られてしまいました（笑）。神田さんには、ぜひまた番組へ遊びにきていただきたいです！