急遽温泉に来た孤独な絵本作家の青年と派手髪でヒゲが特徴的な幼馴染、そして謎の生物。その理由は…/『きのこいぬ』第11話
幼い頃に両親を亡くし、引き取ってくれた祖父もこの世を去り、唯一の家族だった愛犬までもが死に、悲しみに暮れていた作家の青年。そんな彼が、ツートンカラーヘアとヒゲがトレードマークの幼馴染や、きのこのような犬のような謎の生物と、ひょんなことから温泉へ。アニメ『きのこいぬ』第11話の2人と1匹の交流に、ほっこりさせられる。
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アニメ『きのこいぬ』は、シリーズ累計175万部を突破する同名漫画(著・蒼星きまま)が原作。絵本作家の青年・夕闇ほたる(CV:上村祐翔)と、きのこのような犬のような謎の生き物・きのこいぬ(CV:小林大紀)のちょっぴり不思議な日常が描かれる。
第11話(12月14日深夜放送)で、ほたると幼馴染の天野あゆみ(CV:羽多野渉)、きのこいぬは、電車やバスを乗り継ぎ、海が見える霊園にやってきた。ここには、ほたるの両親、祖父母、そして飼い犬が眠っている。
ほたるは、唯一の家族だった愛犬が死んでからきのこいぬと出会うまで、仕事はおろか生活全般に対して無気力で、墓へも足が遠のいていた。傷心の彼を立ち直らせてくれたのは、ほかでもない、きのこいぬだ。そこでほたるは、きのこいぬに改めて感謝し、墓参りに誘ってくれたあゆみにも礼を言った。
やがて海で遊び始めたきのこいぬは、あっという間に海藻と砂でベッタベタに。そこで、ほたるとあゆみを含む2人と1匹は、近くの無人温泉へ向かった。ほたるは、「お湯に入れたら出汁が出そうじゃない?」「後でカラカラにならないかな?」と一瞬思ったが、その心配は無用だった。きのこいぬはむしろ気持ちよさそうで、犬かきをして泳いだり、仰向けになって湯船に浮かんだりしながら、温泉を楽しんだ。
自由気ままなきのこいぬに、ほたるとあゆみも自然と笑顔に……。彼らと同じように、きのこいぬに笑って癒されるアニメ『きのこいぬ』(ABCテレビ)は、毎週土曜深夜2時30分よりANiMAZiNG2!!!枠で放送中だ。