「好きな人の好きなものの好きなものを極めようかと…」 “青年作家BIG LOVE”な男性ファンが健気すぎる『きのこいぬ』第10話

Ⓒ蒼星きまま・徳間書店/星鳩町きのこ研究所

好きな人の好きなものの好きなものまで極めてこそ、本物の愛なのかもしれない!? アニメ『きのこいぬ』第10話で、青年絵本作家に並々ならぬ想いを抱く男性ファンの健気さが描かれた。

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アニメ『きのこいぬ』は、シリーズ累計175万部を突破する同名漫画(著・蒼星きまま)が原作。天涯孤独な絵本作家の青年・夕闇ほたる(CV:上村祐翔)と、きのこのような犬のような謎の生き物・きのこいぬ(CV:小林大紀)のちょっぴり不思議な日常が描かれる。

第10話(12月7日深夜放送)で、ほたるはたこ焼き機を貸していた知人・矢良いつき(CV:寺島拓篤)と会うことになった。矢良は、超が付くほどほたるの大ファン。真面目で礼儀正しいが、ほたるのことになると、おかしな行動をしがちだ。

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たこ焼き機を返すだけだが、矢良はほたると会う約束ができて大喜び。少しでも長い時間ほたると一緒にいたいがために、わざわざ公園を待ち合わせ場所に指定し、ルンルン気分で洋服を選んだ。そんな矢良がいざ公園へ向かうと、そこには見知らぬ男性と楽しそうに話すほたるの姿が……。矢良は男性がほたるの同級生だと知らなかった…。そんな矢良は、ほたるたちを木の陰からしばらくジーッと見つめた。

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その後、矢良は、ほたるやきのこいぬたちに手料理を振舞った。矢良が作ったのは、「たこ焼きの地中海風」「たこ焼きのポワレ」「シェフの気まぐれたこ焼き」といった、独創性あふれるたこ焼きだ。本人いわく、「美しく焼けるようになるまで、毎日練習しました!」とのこと。

ほたるはきのこいぬが大好きで、きのこいぬはたこ焼きが大好き。そこで矢良は、「好きな人の好きなものの好きなものを極めよう」という想いから、手料理を振舞ったのだった。矢良の小さくて早口な呟きは、ほたるに聞こえていなかったみたいだが、その想いは報われた。

きのこいぬたちは、矢良の手料理を食べると目を輝かせて喜び、その姿を見たほたるも笑顔になったのだ。これには、矢良もニッコリ。矢良の健気さにほっこりしつつ、その後も恋心を暴走させた彼にクスッとした視聴者は多いだろう。なお、アニメ『きのこいぬ』(ABCテレビ)は、毎週土曜深夜2時30分よりANiMAZiNG2!!!枠で放送中だ。

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