3児の母であるお笑いコンビ「ハイヒール」のモモコが、結婚と子育てに関する衝撃エピソードを語った。若き日の彼女は、子育てと仕事を両立させているロールモデルがいなくて目安がわからないという理由から、産後たった1週間で仕事に復帰したのだとか！　彼女のまさかの過去に、スタジオ一同が衝撃を受けた。

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モモコいわく、自身の若手時代といえば、「若井小づえ・みどり」や「今いくよ・くるよ」が「唯一の女の先輩」だったという。「私らの時代は結婚とか諦めたけど、あんたらは結婚して子育てしぃや」という、先輩たちの言葉が励みになったのだとか。

モモコが結婚や出産を経験した当時は、子育てと仕事を両立させている女性芸人はおらず、自分たちが「吉本興業で初めてくらい」だったという。「私達の時代は『そんなんアカン、結婚したらダメ』みたいな感じで。『宮川大助・花子』さんが（子どもを）生んではったんやけど、夫婦なのを隠してはってん、そんときは。それくらい、『子どもを産んだら、そんなん辞めなアカン』みたいな雰囲気があった」と、モモコは過去を振り返った。

子育てと仕事を両立させている“見本”がいなくて目安がわからなかったため、なんとモモコは、「産んで1週間目に仕事行って、（周りから）『ええ!?』って言われた」とのこと！　しかも、「1人目は1週間、2人目はせっかく堂々と休めるからハワイで産んで、そのときはちょっと休んで、3人目は1週間でまた（仕事に）戻った」という。彼女の“超スピード復帰エピソード”に、「1週間で仕事行ったんですか!?」「ヤバッ！」「早っ！」「大丈夫!?」などと、共演者たちが驚いたのは言うまでもない。

モモコが超スピード復帰した理由は、金銭事情が厳しいからだ。当時彼女は、「1人目のときにちょっとだけ入院したら、『えぇ!?　今月（収入が）ゼロ!?』と思ってビックリしたことがあって。やっぱ働いた方がいいなと思った」という。「産んだときはみんな来てくれて、しゃべってもタダやん。じゃあラジオ行った方がええなぁ思って」「座ってしゃべってお金をもらえるから、もう行こって思って。ボロ出ているけど行こって思って。母乳もビュー出ているけど行こって思って！」と語る彼女に、スタジオ一同は思わず笑ってしまった。

ちなみに復帰時については、「子どもは『誰か見て～！』って言うて置いていくから、みなさん見てくれはった」「だからもう（いろんな人を）巻き込んでね！」と明かしたモモコ。彼女のこのエピソードにスタジオからは、「素晴らしいね！」「いい時代ですよね、それはなんか」といった声が上がった。

なお、モモコの結婚と出産に関する驚きのエピソードは、12月4日に放送されたバラエティ番組『これ余談なんですけど・・・』（ABCテレビ）で紹介された。

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