「“駆落ち家出”同然」「愛が重かったw」 一途すぎるヒロインに視聴者がツッコミまくった『その治癒師』第5話
貴族の一人娘であるヒロインには、主人公を慕うあまり密かに監視し、家出して彼のもとにやってきた過去があった……! アニメ『パーティーから追放されたその治癒師、実は最強につき』(以下『その治癒師』)第5話で明らかになった、ヒロインの一途すぎる愛に、多くの視聴者が笑った。
アニメ『その治癒師』は、影茸・鳴海みわの同名コミカライズ作品が原作。冒険者パーティー「稲妻の剣」を追放された治癒師ラウスト(CV:小野賢章)の前に、武闘家の少女ナルセーナ(CV:前田佳織里)が現れたところから、物語は始まった。
ナルセーナは、ラウストを慕う駆け出しの冒険者。ラウストには隠しているが、その正体は貴族の一人娘だ。彼女は、幼い頃にラウストに助けられてから、「お兄さんを守りたい」という思いで修行に励み、魔獣を素手で倒せるまで成長して、彼とパーティーを組む夢を叶えた。
そんなナルセーナのラウストへの一途すぎる愛が、第5話(11月2日深夜放送)で垣間見えた。きっかけは、ラウストの師匠であり、ナルセーナの父親の知人でもあるラルマ(CV:田村ゆかり)だ。
ラルマいわく、ナルセーナは「家出同然で飛び出していった」とのことだが、ナルセーナ本人は「私は家出なんかしていません!」と否定。「急いでいたもので、お父様ともお母様ともお話ができなくて……。でも、ちゃんと手紙は置いてきたんですよ!」と言い訳をした。
ナルセーナが堂々と発表したその手紙の内容は、「お兄さんのところに行きます。心配しないでください」のみだ。これにはラウストもラルマも目が点に。2人とも、「年頃の娘が、実の兄でもない男を『お兄さん』と呼び、そこに行くから心配するなっていうのは……」「無理がありすぎるよ……」と、ナルセーナにツッコんだ。
家を飛び出した理由をラウストからたずねられると、ナルセーナは“だんまりモード”に。うつむいた彼女は、「言えない……。あれからずっと、家の者を使ってお兄さんのことを監視していて、稲妻の剣から追放されたと知って、『このチャンスは逃せない!』って家を飛び出したなんて……絶対に言えない!」と心の中で大慌て! 赤面したり、青ざめたりと、表情をコロコロ変えたものの、結局ラウストたちには最後まで理由を話さなかった。
ナルセーナのとんでもない行動力に、視聴者は大笑い。X(旧Twitter)上は、「悪い虫について行ったようにしか思えない手紙で笑」「それ、駆け落ちじゃね?」「その置き手紙だと、“駆落ち家出”同然で余計に心配よ」「ナルセーナちゃんwwwwそんなことをwwwwそれは絶対に言えないwwww」「ナルセーナちゃんわりと愛が重かったww」「ナルセーナの一途な愛を感じる……ラウストには伝えるのはまだまだ先かな?」といった声で盛り上がった。
なお、アニメ『その治癒師』は、毎週土曜深夜2時よりANiMAZiNG!!!枠で放送中だ。