『きのこいぬ』第3話 / 極限状態でも禁句?「先代犬はここまでしなかったのになぁ…」 胸がギュッとなる

©️蒼星きまま・徳間書店/星鳩町きのこ研究所

イタズラばかりで散らかし放題、自由気ままな謎の生きもの“きのこいぬ”。なんだかんだで憎めないキュートなきのこいぬは、とんでもない行動をして、一緒に暮らす絵本作家の心を折り……!? アニメ『きのこいぬ』第3話で起きた、きのこいぬと絵本作家の大事件に胸が苦しくなり、1人と1匹(?)の家族愛に心が温かくなる。

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アニメ『きのこいぬ』は、シリーズ累計175万部を突破する同名漫画(著・蒼星きまま)が原作。愛犬・はなこを亡くした絵本作家・夕闇ほたる(CV:上村祐翔)が、自宅の庭で謎の生きもの・きのこいぬ(CV:小林大紀)と出会うところから物語が始まる。

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自由気ままなきのこいぬは、第3話(10月19日深夜放送)でほたるの下書き原稿を破り、落書きし、台所や本棚を荒らすなど、やりたい放題。「絶対に入ってこないでくれ」と、ほたるから念入りに注意された部屋にも侵入し、締め切り直前の完成原稿へ落書きした。

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これには普段物静かなほたるでも、さすがに大声を上げてしまった。彼は、きのこいぬのことを怒らず、「無防備にしていた俺が悪い」と反省したが、極限状態だったため、決して言ってはいけない言葉を呟いてしまった。それは、「はなこは、ここまでしなかったのになぁ……」という、亡き愛犬ときのこいぬを比べる言葉だった。この言葉に、きのこいぬは今までにないほどショックを受け、何も言わずに家を出て行った。

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やがて、ほたるときのこいぬは、知人たちの協力でなんとか再会することに。その際にほたるは、きのこいぬが落書きしていたわけでなく、自分に思いを伝えるために文字を書く練習をしていたことを知った。きのこいぬが伝えたかった言葉が書かれた手紙にほたるは微笑み、彼に思いが伝わってきのこいぬも笑顔になった。

実は手紙に書かれた言葉は、ほたるにとって思い出深い言葉だった。きのこいぬは、きのことして庭に生えていた頃から、ほたるを見守っていたのだ。そのことに気付いたほたるは嬉しくなるのだった。

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不器用ながらも全力で愛を伝えようとするきのこいぬと、そんなきのこいぬを大切にしようとするほたるは、見ていて心がじんわりと温かくなる。なんだか優しい気持ちになれるアニメ『きのこいぬ』は、毎週土曜深夜2時30分よりANiMAZiNG2!!!枠で放送中だ。

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