俳優の神田正輝が、27年半出演した旅バラエティ番組『朝だ！生です旅サラダ』を卒業した。ラスト出演となった同番組の9月28日放送回は、神田が女優の松下奈緒や、タレントの勝俣州和ら“旅サラダファミリー”とアメリカのグアムを旅した映像が公開され、3人は終始笑顔だった。

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グアム旅の最終日に、ビーチで“神田流BBQ”を楽しむことになった旅サラダファミリー。「スタッフにも食べてもらいたい」という神田の想いから、3人はスーパーで食材を大量に購入し、それぞれ担当を決めて調理を開始した。

肉担当の神田は、“テキサス仕込みのBBQ”ということで、ビールを豪快にかけながら肉を焼き、持っていた缶ビールをおいしそうにグビグビ！　サラダ担当の松下は、手際よく盛りつけた野菜に、神田の手作りドレッシングをかけてすぐに完成させ、マッシュルームとチョリソーのアヒージョ風料理も作った。勝俣は、麺を蒸しすぎて焼きそば作りで少々失敗してしまったが、その味は格別！　彼が作った麺が柔らかい“お年寄りに優しい焼きそば”は、神田はもちろん、松下にも大好評だった。

「おいし～！」「肉の焼き方が抜群！」などと、3人は存分にBBQを楽しんだ。そんな和気あいあいとした中で、神田は『旅サラダ』に出演した27年半を「面白かった」と総評し、思い出を振り返り始めた。彼いわく、「ドラマでセリフを言いながら作り上げるんじゃなくて、フリートークで（いろんな人と）出会えたことが僕はすごく幸せ」とのこと。続けて、「（ゲストが）素になってくださることが嬉しくて、『素を見せてください』って（自分が）やるのは好きじゃない」「要はゲストが楽しんで帰ってくれたらそれでいい」と本音を明かした。

「みんなにありがとうと思う」と感謝した神田に、松下と勝俣は「我々も神田さんにありがとうですから」「本当にありがとうございます」とウルウル……。卒業を惜しむ2人に神田は、「悲しいことじゃないのよ。俺、（放送を）見てて文句言いに行くから。気引き締めてやれよ」と激励し、笑いを誘った。

これに松下と勝俣は、「“お父さん”は1回旅に出るだけですから」「1回ね。でも、いつかまた戻ってきてくれる気がする」とニッコリ。神田も、「お父さんはね、ここに入る前からずーっと旅人なのよ」と笑顔だ。やがて神田は、「ちょっともう飲まない？　撮影やめて。飲もうよ！」とスタッフたちに呼びかけ、旅サラダファミリー全員で楽しいひと時を過ごした。

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