「芸人を続けていいんや!って…」カベポスター、下積み時代を救った思い出の“賞レース”を語る!
9月14日(土)放送のバラエティー番組『灯る時間』で、MCのお笑いコンビ・カベポスターが芸人人生の大きな“転機”を明かした。
『灯る時間』は、高層ビルの赤い航空障害灯=赤い光が街を照らす“夜”に動き出す人々を追うドキュメンタリー番組。3回目を迎えた今回は、地下のライブハウスを中心に活動するソロアイドル・LILY&YUこと前田侑里さんに密着した。
アイドル一筋12年の前田さんは24歳のころ、同じ年頃の女性と結成した2人組ユニットとしてアイドルデビュー。その後、ユニットは多くのファンを獲得し、ライブも大盛況だったが、結成6年で転機が。相方から突然「解散」を切り出されたというのだ。
理由は「年齢」。2人ともに30歳の節目を目前に控え、「自分の最終的な幸せは別にある」と考え、アイドル引退を決意した相方を止めることはできなかったとか。一方、前田さんは「アイドルから逃げたくない」と解散の2か月にはソロ活動をスタート。
そして現在、ソロアイドル7年目を迎え、楽しげに舞台に立ち続ける前田さんのポジティブパワーに、永見大吾は「これからも続けていく未来が見える。アイドル(という職業)が合ってる人」と圧倒される。
【動画】永見が子ども時代の体験を通して語る“芸人活動の原点”も必見!
そんな前田さんのアイドル人生を受け、スタジオではカベポスターが“芸人を続けられる理由”をテーマにトークを繰り広げた。永見は「一番の転機」と挙げたのは、初めて賞レースで決勝に進出した2019年の「ABCお笑いグランプリ」。それまで、テレビ出演の機会すらほとんどないまま「結果が出ない」と悶々としていた2人が、前を向くきっかけになったという。
これには浜田順平も「いい転機やったな」と同意。その後、さまざまな賞レースに出場するも負け続け、2022年の「ytv漫才新人賞」でようやく初の優勝をつかんだときの心境を振り返り、「“あ、(芸人を)続けていいんや”って。“まだM-1目指していい”と(お墨付きを)もらった気がした」としみじみ。「そのときの一瞬のでっかい喜びが、負けて辛いときに背中を押してくれてる感じがある」と真摯に思いを明かしていた。
なお、『灯る時間』は、6つの15分バラエティー番組がトーナメント戦で火花を散らす『ちょいバラトーナメント』(毎週土曜 深夜1:00〜)枠で放送中。1時間のスペシャル枠獲得をかけた視聴者投票には、番組HPから参加できる。