お笑いコンビ・祇園の木﨑太郎の夢は「イルカに乗って一緒に泳ぎたい」。幼少の頃に見たイルカショーに衝撃を受けて以来、30年間真剣に思い続けてきたのだそうだ。さらに先日、親子でイルカショーを観に行った際、息子がキラキラと目を輝かせてショーを見ていた。 “自分もそんなキラキラした目で見て欲しい…”と一念発起した木﨑は、たった5時間でイルカトレーナーになれるのか！？

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木﨑が夢を叶えるためにやってきたのは香川県さぬき市にある「日本ドルフィンセンター」。ここはイルカと触れ合うことも、ショーを楽しむこともできるという施設だ。今回指導してくれるイルカトレーナーの森山射沙さんによると、1日で木﨑の夢を実現させるのはかなり難しいという。イルカの体力や集中力といった問題のほか、海水の温度など様々な要因もあり、今回木﨑に与えられた時間は5時間となった。

木﨑のパートナーとなってくれるのはベテランイルカのメイちゃん（25歳）。まずはコミュニケーションを取って仲良くなるため、水中のメイちゃんにハンドサインを出して握手に挑戦するが、メイちゃんは木﨑のほうを見るもののなかなか水面に上がってきてくれない。めげずに何度かトライしているとようやく握手することに成功した。なかなかコミュニケーションをとってくれなかったメイちゃんの様子に海原ともこは「（木﨑を）イジってんのかな？」と笑った。

メイちゃんとの距離が少し近づいたところで、さっそく1つめのステップ、「イルカプッシュ」に挑戦。イルカに足の裏を押してもらいながら水面を泳ぐという、イルカショーでも定番の技だ。体幹が強いという木﨑はなんとこれを1発で成功させスタジオを驚かせた。

続いて挑戦するのは、プロでも失敗することがあるという高難易度の技「イルカサーフィン」。イルカの背中に立ち乗りする大技で、森山さんもセンターの海をぐるっと1周回れるようになるまで1年かかったそうだ。

メイちゃんの背に足を乗せ立ち上がると同時に、木﨑は海へと投げ出されてしまう。“メイちゃんの動きに合わせて右足に重心を置く”というアドバイスを受け、何度も挑戦を続けた結果は…？

この日最後に挑んだのは、イルカに下から足の裏を突き上げてもらい、立った状態で水面から飛び出る最高難度の大技「イルカロケット」。足が曲がってしまうと、突き上げの力でイルカがお腹に突っ込んできてしまう危険と隣合わせの技だ。木﨑は何度も挑戦を重ねたが、足が曲がってしまったり、前のめりになってしまったりと、メイちゃんの突き上げる衝撃に耐えられずに失敗が続いた。

タイムリミットを迎え、最終テストとしてこの日遊びに来ていたお客さんとトレーナーの皆さんの前で3つの技を披露することになった。3つをすべて連続で成功させることができてようやくイルカトレーナーとしてのスタートラインに立つことができる。果たして木﨑の挑戦は成功するのか？

スタジオではゲストのお笑い芸人永野が「自分は“笑いがあっての感動”だと思っていたが、笑いのなき果てに感動ってあるんだ」と自身の笑いの取り方を反省して爆笑をさらった企画『木﨑の「イルカに乗ってジャンプがしたい！」』は海原やすよ ともこ司会のバラエティ番組『やすとものいたって真剣です』6月6日放送回でオンエアー。動画配信サービスTVerで無料配信中の同放送回ではお笑いコンビ・笑い飯の西田幸治をナビゲーターにミシュランシェフにコンビニ食材を使って簡単ズボラ飯を作ってもらう企画「一流シェフはコンビニで何を買う？　真剣アレンジ飯」も視聴できる。