「ポツンと一軒家」84歳の夫と、81歳の妻が急斜面の険しい山の先に!「とうとう来ましたか・・・」
深い山奥のポツンと一軒家で出会った80代おしどり夫婦の穏やかな山暮らし。長く仲良く暮らすヒントが詰まったライフスタイルに密着!
9日(日)放送の「ポツンと一軒家」は、岡山県の深い山の中、ひときわ広く切り拓かれた場所でポツンと一軒家を発見。捜索隊は、山々に囲まれた最寄りの集落へ。そこで自宅の畑で作業をしている女性を発見。さっそく衛星写真を確認してもらう。70歳の女性と42歳の息子さんによれば心当たりがあるようで、80代のご夫婦が暮らしているとのこと。「一緒に行ってみましょうか」と親切にも道案内を買って出てくれた男性は、軽トラックで目指す一軒家まで案内してくれることに。
山あいに流れる川沿いの道を越えて、深い山の中へと入っていく軽トラック。急斜面の山道には「落石注意」や「全面通行止め」などの看板がいたるところに。はたして、こんなにも険しい山の先で、80代のご夫婦はどんな生活をしているのだろうか。
しばらく山道を進むと景色が一気に開け、黒い瓦屋根の立派な日本家屋が姿を現した。そこで「とうとう来ましたか!」と笑顔で迎えてくれたのは84歳のご主人と、81歳の奥さまだった。衛星写真を見て「上から見たらこんな感じなんですか。改めてすごい山の中で生活していますね(笑)」とにっこりとほほ笑む笑顔が印象的な奥さまだ。
この日は、ちょうど蒟蒻芋の植え付け中で、捜索隊はその作業に同行させてもらうことに。8反もの棚田がある広さだが、昨年に米農家は廃業。田んぼを畑にするための土づくりをするかたわら、蒟蒻芋をはじめ、タアサイや玉ねぎ、葉ワサビなどを作っているという。
棚田は急坂のあぜ道が続くが、畑作業はいつでもご夫婦一緒で、年齢を感じさせない足取りで作業をこなしていく。築100年という自宅では、自家製のこんにゃくのお刺身や、自家製の野菜をふんだんに使ったおこわをごちそうになる捜索隊。
そんな中、長女家族と次女家族が家族連れで訪ねてきた。この日はゴールデンウィーク。長期休暇には、家族が集ってバーベキューをするのだという。孫やひ孫たちを柔らかなまなざしで迎えたご夫婦は、採れたての野菜で準備をしていく。
何をするのも夫婦水入らずの山暮らし。そこには、のんびりと仲良く穏やかに暮らす生活のヒントがたくさんちりばめられていて…。
ABCテレビ・テレビ朝日系列で「ポツンと一軒家」は、毎週日曜ごご7時58分から放送中。TVerでも無料見逃し配信。