さらば森田「今年マンションを買えば10年後に倍で売れる!」「賃貸なんかに住んでいる場合じゃない!」
お笑いコンビ・さらば青春の光の森田哲矢が、不動産の儲け話を熱弁! 森田いわく、2024年は不動産とマンションバブルでがっぽりボロ儲けできる……らしい!? 森田による、「メリットだらけのマンション購入プレゼン」は信じていいのか?
ここ数年で上昇している都心部のマンション価格。関西でも、2025年開催の大阪・関西万博を前に高級タワーマンションの建設ラッシュが相次いでいる。このことから森田は、国土交通省のデータを用いて、「今年マンションを買えば10年後に倍で売れる!」「マンションバブルははじけません!」と断言。「(価格が)下がるなら待ちたい」というタレント・小倉優子に、「永久に下がらないです!」「(万博の影響で)不動産価格が上がると言われています!」「安心して関西で(マンションを)買ってください!」と猛アピールした。
「賃貸なんかに住んでいる場合じゃない!」と暴走する森田はさておき、経済の専門家たちは不動産投資についてどう思っているのか? 「正直今の段階では(マンション価格が)上がるとも上がらないとも言えないが、税金面での不安が……」と語ったのは、経済アナリストの馬渕磨理子氏。というのも、2024年からは条件次第で住宅ローンの控除が受けられなくなるからだ。そのため馬渕氏は、「実質増税では?」と不動産投資をおすすめしなかった。
経済ジャーナリスト・荻原博子氏も、不動産投資はおすすめしないという。その理由は、今後の日本に起きる「マンションの建て替え問題」があるから。「老朽化しても住民の5分の4の同意がなければ建て替えできない」「建て替えが必要になる時には住民の高齢化が進み、費用が残っていないかもしれない」「巨大地震がきた時に資産価値がゼロになる可能性がある」ことを考えると、安易な不動産投資はしない方が良いだろう。
一方で、「物件を選べば価格は上がる!」と不動産投資を肯定したのは、経済アナリストの森永康平氏だ。森永氏は、「狙うべきは都会の中心地」と前置きし、「築6年」「大阪・東心斎橋」「30階建ての24階」「約101平米・3LDK+S」の約1億7800万円の物件を例として紹介した。森永氏が言う通り、外国人投資家が好む高級物件を選べば不動産で成功する可能性は高い。しかし、誰でも気軽に投資できるか問われると微妙だ。いずれにしても、投資をするかしないかは自身の資産状況をよく考えて判断するべきである。
なお、不動産投資のメリット・デメリットは、1月6日に放送された新感覚ニュース番組『~ニュースを知ればボロ儲け!?~がっぽりNEWS!2024』で紹介された。動画配信サービスTVerで無料配信中の同番組では、ほかにも森田が「新NISA」の儲け話をプレゼンした。こちらも、専門家たちがメリット・デメリットをわかりやすく説明しているので参考に!
2024年は不動産とマンションバブルでがっぽりボロ儲けできるって本当? さらば森田の「メリット特化プレゼン」だけでなく、経済の専門家たちの見解も参考にすべし。新感覚ニュース番組『~ニュースを知ればボロ儲け!?~がっぽりNEWS!2024』を無料配信中