『探偵!ナイトスクープ』“白塗り三輪車おじさん”に“セーラー服で踊るおじさん”まちの奇奇怪怪おじさんに接触…!

『探偵!ナイトスクープ』(ABCテレビ)の人気企画、真栄田賢(スリムクラブ)探偵が街で見かける怪しくて近づきがたいおじさんに接触し、話を伺っていく「まちの奇奇怪怪おじさん」の第3弾が放送された。

大阪市の男性(33)が心斎橋界隈で10年以上見かける、顔に白塗りメイクをして三輪車で走る怪しい男。“白塗り三輪車おじさん”の正体を突き止めるため、真栄田探偵が心斎橋界隈をひたすら歩く。

「いないっすよ」と諦めかけたその時、自転車専用道路を三輪自転車で走るターゲットを発見! 信号待ちするおじさんに勇気を出して接触すると、「ちょっとなら」とインタビューに応じてくれた。

年齢不祥、名は「きんぐ(金狗)」。三輪自転車を愛用している理由は意外にも、「荷物をね、よく積むんで」という機能性によるものだった。

「自分の中にあるものをわかりやすく表現した」というメイク歴は20年。仕事は「飲み屋の心理セラピスト」、すなわち「バーの経営」とのこと。飲み屋のお客さんは悩みを抱えている人が少なくない。「(このメイクなら、お客さんがこちらを)あんまり人として接しなくていいというか」という説明に、探偵が「お客さんが話しやすくなるんだ」と頷いた。

仕事以外で幸せな時間は「トレーニング」という金狗さん。その場でプレスハンドスタンド(伸肘倒立、地面を蹴らない逆立ち)をし、そのまま支えが全くない状態で腕立てをすると、探偵が「フィジカルやば!」と大興奮!

金狗さんのお店は、たくさんの置物が怪しげな照明に照らし出される魔空間だった。雰囲気に圧倒され、「外の空気を吸ってきます」と逃げ出す探偵。その背中に向け、微笑みながら手を振る金狗さんから伝わるのは、来るものは拒まず、去る者は追わずのスタンスだ。鍛え上げた強靭な肉体を持ち、自分とお客さんの心に静かに向き合う“白塗り三輪車おじさん”の正体は、探偵曰く「人間人間人間おじさん」だった。

もう1人の「まちの奇奇怪怪おじさん」は、岡山県の女子高校生(17)が目撃者。彼女がよく通る公園付近には、セーラー服を着てランドセルを背負って踊る、“踊る女の子おじさん”が度々出没する。何が目的であんな格好をしているのか? 探偵が公園に到着すると、情報通りの人物が広場で楽しそうに踊っている。白昼夢のような光景に、探偵が思わず「幻じゃないですよね?」と口にする。

「こんにちは」と話しかけると、「セラちゃんに何かご用?」とおじさんが小首を傾げる。名前の由来はセーラー服の「セ」と、ランドセルの「ラ」だと教えてくれたが、年齢を尋ねると「ヤダヤダヤダヤダ!」と駄々をこね、「永遠の10歳なの」と煙に巻く。ダンスは完全なるオリジナルだ。

セラちゃんは30年ほど前にセーラー服を着るようになり、16年前にそれをかわいく見せるアイテムとしてランドセルを取り入れた。趣味として1人で楽しんでいたが、今年の4月に人前に出るように。転機となったのは、右足靱帯断裂という大怪我だった。正社員だったが、大怪我でそれまでのようには働けなくなり、負担の少ないパートに転換。これからの生き方を模索した結果、「自分の趣味を活かして生きよう」と決心し、「今のセラちゃん」が生誕した。「キモい」「恥ずかしい」といった批判の声が聞こえてきても、自分が楽しいから気にならないという。

現在独身のセラちゃんは結婚願望がある。だが、「セーラー服で人前で踊るのをやめて」と言う人とは結婚しない。「結婚よりも、セラちゃんとして生きる道の方が大事なの」と晴々とした表情を見せるセラちゃんに感銘を受けた探偵は、「人がどう思うかより、自分の気持ちや価値観を大事にして、勇気を出して生きている、強い、かっこいいおじさんでした!」と締め括った。

このVTRは、10月2日に放送された『探偵!ナイトスクープ』で公開された。

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