「ポツンと一軒家」48歳で結ばれた晩婚夫婦。86歳になった大工の夫が、妻のために大リフォーム

衛星写真でみつけた謎の一軒家の実態を徹底調査する番組「ポツンと一軒家」(ABCテレビ)。6月28日(日)の放送回では、鹿児島県のポツンと一軒家を訪れた。

【TVer】妻の笑顔のために、日向ぼっこができる家をつくり続けるご主人。鹿児島の山奥で出会った、愛情深いご夫婦のライフストーリーとは…!?

最寄りの集落であまり情報が得られず、とりあえず現地へ向かった捜索隊。山奥へ進む分岐点で「森の木工工房」という看板を発見し、その道を進んだ。目的地にはたどり着いたものの、住民は不在。あきらめて山を下りる途中、一本道で道を譲ってくれた人にダメ元で尋ねると、「ふもとの町に住んでいて、ここで木工をしている」とポツンと一軒家の主の情報を教えてくれただけでなく、ご主人にも連絡を取ってくれた。

翌日、改めてポツンと一軒家を訪ねた捜索隊を迎えてくれたのは、この家のご主人(86歳)。かつてはこの場所に集落があり、サツマイモや野稲を育てる農家として暮らしていたが、住民は町へ移住し、今では家は1軒もなくなったという。

ご主人は、この場所で二男五女の長男として生まれた。中学卒業後は家業を手伝っていたが、17歳ごろ、外国産の農産物が安く入ってくるようになったことで、秋田県のダム工事へ出稼ぎに出た。21歳の時、大阪で大工をしていた叔父に弟子入りし、以来60歳まで大阪で暮らす。バブル崩壊で仕事が激減したことを機に、2000年に鹿児島へUターン。その後も大工を続け、実家があったこの土地に作業場を建てた。木材加工では大きな音が出るため、ポツンと一軒家は仕事場として最適だという。大工仕事の傍ら木工も始め、作業場の隣には工房も建てた。「木工は長生きするための趣味」というご主人は、作品は販売せず、「来てくれた人にあげる」のだそうだ。

妻(84歳)は鹿児島県・甑島(こしきしま)の出身。大阪で美容師として働いていた。ともに大阪で暮らしていた鹿児島出身の2人は、ご主人が48歳のとき、知人の紹介で出会い、半年間の交際を経て結婚。その後も大阪で12年間暮らした。子どもはいないが、毎年海外旅行へ出かける仲むつまじい夫婦で、去年はキャンピングカーで40日かけて北海道を一周したという。

仕事もプライベートも充実していた2人だったが、バブル崩壊後の不況で経営が悪化したことから、2000年に鹿児島へUターン。苦しい時期を支えてくれた妻について、ご主人は「心を豊かにしてくれる、人に優しい、最高の伴侶」と語る。

そんな話を聞いていると、ポツンと一軒家に続々と人が集まってきた。「『ポツンと一軒家』の捜索隊が来る!」と、ご主人が同級生たちを招集し、焼肉会を開くという。ご主人は、この場所で定期的に同級生を集め、さまざまな集まりを開いている。自作の焼肉テーブルを囲んで話が盛り上がる中、入院中の妻から電話がかかってくると、ご主人の表情はぱっとほころんだ。

ご主人は妻を迎えるための玄関スロープや台所を整え、さらに2人で日向ぼっこを楽しめるテラスづくりにも精を出す。86歳の大工はノコギリを手に、愛する妻を迎える準備を続けていた。

ゲストに太田裕二と桜井日奈子を迎えたバラエティ番組「ポツンと一軒家」(ABCテレビ)は、6月28日(日)の放送で紹介された。

ABCテレビ・テレビ朝日系列「ポツンと一軒家」は、毎週日曜ごご7時54分から放送中。TVerでも無料見逃し配信。

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