『ポツンと一軒家』91歳女性「山の中でも住めば都」。100歳まで生きて「子孝行」を
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衛星写真でみつけた謎の一軒家の実態を徹底調査する番組『ポツンと一軒家』(ABCテレビ)。6月7日(日)の放送回では、岡山県のポツンと一軒家を訪れた。
【TVer】岡山県でポツンと一軒家を発見! 深い山奥に住む女性の忙しくも丁寧で豊かな暮らしぶりから見えてきたのは“人生の味わい方”。
最寄りの集落の住人に案内されて辿りついたのは、遠くに瀬戸内海を臨む山の上。そこにいたのは、「こんな山の中でも“住めば都”」と笑顔で迎えてくれたこの家のご主人(91歳)だ。
91歳になってもカクシャクとしたご主人は、この家で民生委員をしている長女(67歳)と暮らしている。長女が生まれたころには7軒の家があったが、5年前からポツンと一軒家になった。しかし長女は「歌を歌っても全然気にならない」とポツンと一軒家暮らしを満喫している。
ご主人はこの家の3代目。少し離れた山のテッペンからお嫁に来た。ご主人の世代は、「中学校」という制度ができて一番初めの中学生。定時制高校に通いながら農業共済組合で働いて、そのまま就職。23歳のときにお寺の紹介で結婚した。なんとご主人の職場に旦那さんが訪ねてきたのが初対面だったが、第一印象は「偉そうなところが全然なくて。誠実な方だなと思った」という。婚家があまりに山の上にあるだけに、旦那さんに「こんなところでも辛抱ができるか来て確かめてから決めてほしい」といわれたが、ご主人の実家も山の上なのでなんら問題はなかった。嫁いだ先で義両親と弟と同居。稼業の農業でお米、タバコ、麦などを栽培しながら、一男三女を育て上げた。
同居する長女は、幼少期、山の上から朝は1時間、遊びながら帰るので帰りは2時間かけて小学校へ通った。高校までこの家から通い、卒業すると尾道の看護学校へ。寮に入って働きながら学んだ。同僚の紹介で結婚したがすぐに離婚。「誰も知らないところに行こう」と京都に移住したが、父が65歳の時に悪性リンパ腫を発症したのを機に岡山の病院にUターン就職した。
一度は寛解した父も、77歳で再発。しかし、家族で秋田旅行へも行けたという。昨年12月31日に腸閉塞で緊急手術した母が、麻酔が覚めたときに亡き夫の名前を呼びながら「大好き」と言ったのを見て、「そんなに好きだったのか」と改めて夫婦の絆を感じたという。
家は築100年超。長女の趣味の陶芸作品や亡父が作った木工作品などが飾られ、部屋のあちこちに花が活けられる丁寧な暮らしをしている。
ご主人は年末に腸閉塞で手術したというが、今は完全復活。令和2年に手首を骨折して以降、家では次女の勧めで塗り絵を楽しみ、外では地下足袋に履き替えて、筋力維持のために家の前の畑に出て毎日雑草を取っている。
現在は長男がUターンして畑仕事を担う。「皆が気にしてくれるから、全然寂しい感じはないです」というご主人。 孫に「ばあちゃん100歳までは生きるから」と長寿宣言。長男も「元気にいてくれるのが“子孝行”ですかね」と笑う。この調子なら、孫に宣言した100歳も元気に迎えられそうだ。
ゲストに筧利夫と清水くるみを迎えたバラエティ番組『ポツンと一軒家』(ABCテレビ)は、6月7日(日)の放送で紹介された。
ABCテレビ・テレビ朝日系列『ポツンと一軒家』は、毎週日曜ごご7時54分から放送中。TVerでも無料見逃し配信。
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