性に奔放な元カレ(中田圭祐)に、無気力リーマン(瀬戸利樹)がキス…絶望と後悔が胸に突き刺さる『僕らのミクロな終末』第6話

©丸木戸マキ/祥伝社 ABC

不器用な男たちの恋愛ヒューマンドラマ『僕らのミクロな終末』(毎週日曜深夜0時55分~)3月5日深夜に放送された第6話で、性に奔放な律(中田圭祐)が抱える「後悔」が明らかになった。泣いて苦しむ律と、彼の罪を許して優しく口づけた元恋人・真澄(瀬戸利樹)に目を奪われる。

ドラマ『僕らのミクロな終末』は、漫画家・丸木戸マキの同名人気コミックを実写化したもの。物語の舞台は、巨大隕石の落下による地球滅亡まで残りわずかとなった世界だ。無気力なサラリーマン・仁科真澄と、彼の元恋人・日下部律、そして彼らを取り巻く人々の交流が描かれる。

©丸木戸マキ/祥伝社 ABC

大学時代に付き合っていた律からひどく傷つけられ捨てられて以来、無気力な毎日を過ごしていた真澄。地球滅亡が数日後に迫る中、真澄は崖から落ちて意識を失ってしまった。大ケガを負ったものの意識が無事戻った彼に、いつも余裕たっぷりな律は今までにないほど激しく動揺するのだった。

「お前に謝りたかった」「やり直せるなら次は間違えないって」「でもそんなこと、明日がないから言えるんだ、俺みたいなクズは」と、律は体を震わせて真澄に過去の行いを詫びた。「ごめん真澄……」と泣きながら何度も謝る律と、そんな彼を許して優しくキスをした真澄にグッとくる。付き合っていた当時は自分からすることがなかった真澄が、自らの意思で律にキスをしたこのシーンは、多くの視聴者の記憶に残っただろう。真澄の微笑みと、「過去を悔やむことも未来を描くことも、もう無意味なんだよな」という、世界の終わりに絶望した彼のモノローグが切ない。

律が明かした「もうひとつの真実」も含めて終始胸が苦しくなる『僕らのミクロな終末』第6話。Twitter上では、「何を考えているかわからない律の気持ちが少しずつ見えてきた。真澄と別れたこと、いつから後悔していたのかな」「クズを自覚していて過去を謝る律に性愛ではなく慈愛のキスをする真澄が尊い」「みなさんの演技力がすごくて、泣きそうになっているシーンとか、こっちまで泣きそうになる」「律……あー涙が止まらん」といった声が寄せられている。

涙ながらに謝罪する元カレ・律(中田圭祐)を許した真澄(瀬戸利樹)。真澄から律への慈悲深いキスにグッときて、絶望的なストーリーに胸が張り裂けそうになる。恋愛ヒューマンドラマ『僕らのミクロな終末』を無料配信中

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